ライト級。
直近のTUF27で優勝したトリザーノ。ローカルイベントROC時代はフェザー級だった。ここまで7戦全勝。TUF決勝はジョー・ジアネッティにスプリット判定勝ちで、今の所どれくらいのレベルにあるかは測定できていない。バックボーンはキックボクシング。
ペーニャも同じくTUF27のキャスト。無敗の中の無敗を決めるというテーマのトーナメントだったが、ペーニャは一回戦を勝ったものの、準決勝を体調不良で棄権しており、こちらもまだ無敗(TUFの試合は決勝以外非公式戦なので、負けていても無敗だが)。TUF27フィナーレでは同じく体調不良で棄権したリッチー・スマレンに勝利。レスリングがバックボーンで、MMA5戦すべてフィニッシュ勝利。
TUF27延長戦。
長身のペーニャ。飛び膝を見せる。前蹴り。トリザーノは間合いに入れない。しかしペーニャのワンツーにカウンターの右を入れた。トリザーノじわじわ出てインロー。ペーニャシングルレッグへ。ケージで耐えるトリザーノ。離れた。ペーニャ飛び膝からまた押し込み。シングルレッグ。トリザーノギロチンで引き込むが外され下に。ペーニャはパスを狙うがトリザーノが脇を差して立つ。スタンドでキムラを狙ったペーニャ。逆にトリザーノがシングルレッグ。倒されたがそのままキムラを極めにいくペーニャ。ホーン。
1Rペーニャ。
2R。打撃戦からペーニャがシングルレッグへ。ケージでこらえたトリザーノはブラウン肘を入れたがペーニャはスタンドでバックに回る。そのまま背中に乗って四の字バック。前に落とそうとするトリザーノ。ペーニャはチョーク狙い。後方に倒れたトリザーノ。バックから殴るペーニャ。うつ伏せにしてチョーク。外れた。トリザーノ反転して上を取り返す。残り1分。ペーニャが三角を狙うが、トリザーノは解除するとパウンド。ペーニャオモプラッタ。スイープしたところでホーン。
2Rもペーニャ。ただ、1,2Rともに僅差で割れている可能性もある。
3R。打撃の手数を出していくトリザーノ。ペーニャはタックルを狙うが読まれていて切られる。しかしケージに押し込んだペーニャ。シングルレッグで倒すことに成功。下から起き上がり逆にタックルに入ったトリザーノ。ペーニャこらえて顔面に膝を入れたが、トリザーノがテイクダウン成功。またオモプラッタを狙うペーニャ。バックに回る。トリザーノ振りほどいて立った。大振りのフックを放つペーニャにトリザーノがパンチを打ち込む。時間がない。足を止めての打ち合い。タイムアップ。
29-28トリザーノ、29-28ペーニャ、30-27トリザーノ。3-0でトリザーノ勝利。
Michael Trizano def. Luis Pena :: UFC Fight Night 139 :: MMA Decisions
メディアのジャッジもほぼトリザーノ支持。