格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC144:日本大会カウントダウン企画.UFCの演出&ブルース・バッファー

いよいよあと1週間を切ったUFC日本大会に向けて、試合以外の注目ポイントをまとめてみた。
場の演出については、本場のものをそのまま日本で見せるとのこと。
OMASUKI FIGHTより。
http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1280.html

10万人を集めることができるとは思わないが、とにかくハードコアファンに向けてUFCのショーを打つことが大事だと思っている。PRIDEの音楽を流したりはしないぞ。いつも通りの最高のUFCのショーを打つ。

UFCでは日本のメジャーイベントのようなオープニングセレモニー・全選手入場はない(そもそも、第1試合開始の時点で、メインに出場する選手は会場入りしていない)。イベント開始時に多少曲が流れるだけで、そのまま第1試合のPVが始まる。

↑UFC126のイベント開始時
PVについては、全世界に流れる映像なので、シュウ稲垣やジョウ松村の吹き替えバージョンは難しいだろうけど、日本語字幕は出してほしい所。あと、選手の試合後インタビューも日本語同時通訳が欲しい。さすがにこれくらいはやってくれると思うが。
試合を見るときに注意したいのが、UFCではラウンド開始のゴングが鳴らないこと。レフェリーが「ファイト!(ジョン・マッカーシーなら「Let's Get It On!」)」と宣言して試合が始まるが、日本のイベントのように、レフェリーにマイクがついていないので、後ろの席だと聞こえない可能性がある。試合開始直前によそ見をしていて見逃さないように注意されたい。ラウンド終了時にはホーンが鳴る。
また、UFCのイベントはPPVに合わせた進行をするため、試合が早く終わった場合は、PPV開始時間に合わせてインターバルが取られる。全試合判定決着なら問題ないかもしれないが、秒殺が続いた場合は観客は放置プレイを味わうことに。その時間を利用してトイレに行くなり、食事を取るなり、有効に活用したい。
プレリミナリーが全試合終わって、PPV開始5分前になると、The Whoのババ・オライリーに乗せて、UFCの名シーンのハイライト動画が流れる。これはPPVやufc.tvでは流れず、会場でしか見られない。メインカードに向けて最高にテンションが上がるVなので、是非見て欲しい(ただ、UFC143から変更されたという話もあるので違うものが流れる可能性も)。
もう一つ注目がブルース・バッファーによる選手コール。さすがにこれは通訳なしだろうから、どうコールされるのかを紹介してみる。まあ特に聞かなくても試合を見るのに問題はないが。

※画像は前回のUFC on Fuel TV1より、アイヴァン・メンジバー
まず最初に選手のタイプが紹介され(「柔術ファイター」「ボクサー&レスラー」など)、その後、この画像に出ている情報がコールされる。プロフェッショナルレコード・身長・体重。次にコールされる「Fighting out of」は、出身地ではなく、選手が現在トレーニングを行っている場所となる。例えば、ノゲイラの場合だと現在はブラジルではなくカリフォルニアとコールされている。
PPV開始1試合目のコールでは、最初に「We are LIVE!」と言うのがお約束。そしてメインイベントでのコールではもちろん「It's time!」。会場観戦する場合は、ブルース・バッファーと一緒にコールするために、どのタイミングで「It's time!」を言うのかを覚えておくといい。
メインの場合はまず「Ladies and gentlemen,this is the main event of the evening.」とコールし、その後コミッション(海外の場合は省く)、ジャッジ3名の名前、レフェリーの名前を読み上げる。その後にスポンサー(バドライト等)。最後に「さいたまスーパーアリーナ、埼玉、ジャパン」と会場名をコールした後に「イィィィィィィッツ、タァァァイム!」が来る。多分。その後選手のコール。
セミとメインのみ、最初の選手を紹介する前に「Buffer 180」と呼ばれる切れ味鋭いターンを見せるので、これもチェックしたい。
場の演出に関しては、PVが流れる以外は淡々と選手入場→試合が繰り返されるだけなので、日本のメジャーイベントに比べると地味に感じるかもしれない。UFCではそれを観客の盛り上がりでカバーしている。日本の観客はおとなしめではあるが、せっかくのUFC日本大会なので、観客もUFC流で盛り上げたい。