格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★TUF21フィナーレ:展望

ジェイク・エレンバーガー 2.80
スティーブン・トンプソン 1.45

ヘイダー・ハッサン 2.45
カマル・ウスマン 1.54

マイク・グラヴェス 1.95
ヴィセンテ・ルケ 1.74

ホルヘ・マスヴィダル 1.38
シーザー・フェレイラ 3.20

ミッシェル・ウォーターソン 1.17
アンジェラ・マガーニャ 5.50

ラッセル・ドーン 1.26
ジェロッド・サンダース 4.15

ダレル・モンタギュー 1.77
ウィリー・ゲイツ 2.10

真騎士 1.69
マイケル・デラトーレ 2.25

カイオ・マガリャエス 1.69
ジョシュ・サマン 2.25

トレヴォー・スミス 2.10
ダン・ミラー 1.77

ジョージ・サリバン 1.57
ドミニク・ウォーターズ 2.55

UFC189の翌日開催。会場はUFC189と同じMGMグランドガーデン。当初はTUFで対抗戦を行ったATT・ブラックジリアンズの両ジムがあるフロリダでの開催予定だったが、6月のTUFブラジル4フィナーレがフロリダ開催に変更(のちにビザ問題でTUF決勝の試合が組めなくなりただのUFNに変更)になり、TUF21フィナーレがMGMでの開催となった。TUFフィナーレ史上最大の会場となったが、チケット販売段階で座席は相当潰している。
TUFは史上初のジム対抗戦。トーナメントではなく、それぞれが勝利の際に獲得するポイントで勝敗を決める。12週にわたり1試合ずつ行い、勝利ポイントは最初の1〜4試合目が25ポイント、5〜8試合目が50ポイント、9〜12試合目が100ポイントと、後半になるに従い高くなっていく。ブラックジリアンズが開幕4連勝を飾るなど終始リードしていたが、ATTが最後の3戦で3連勝して300ポイントを獲得。逆転で賞金20万ドルを獲得した。
フィナーレではTUFに出場したメンバーから各ジムの代表1名ずつを選出し決勝戦を行う。この試合で勝った選手が所属するジムが30万ドルをゲットする。選手にとっては非常にプレッシャーになりそうな一戦。
この決勝に出場するのは、TUFで3試合を行いATTの5勝中3勝を稼いだヘイデン・ハッサンと、2試合で2勝したブラックジリアンズ・カマルディーン・ウスマン。TUFにはルイス・ブスカぺやアンドリュース・ナカハラなどのHERO'Sファイターが出ていたが、いずれもフィナーレ出場ならず。
今回はジム対抗戦で、コーチは選手ではないため、コーチ対決は行われない。コーチ対決代わりに、ATTのホルヘ・マスヴィダル vs. ブラックジリアンズ・シーザー・フェレイラの一戦が組まれている。
プレリムには真騎士が登場。昨年の日本大会以来、10か月ぶりの試合。日本で戦っていた頃のような身体能力と勢いに頼った戦い方では限界が見えてきている。相手のマイク・デ・ラ・トーレはUFC1勝2敗。真騎士はここで勝てば3連勝で前座戦線から抜け出せるか。
メインはウェルター級。ランカーのジェイク・エレンバーガーは、前回はジョシュ・コスチェックとの落ち目対決を制したが、ランキング9位にかかわらず、ランク外のトンプソンがオッズではフェバリット。ストライカーのトンプソンは現在4連勝中。バックボーンのキックボクシングの打撃が試合でも出るようになってきた。
第1試合開始は13日(月曜日)朝7時半から。メインカードは10時から。前座のみリアルタイムで速報します。