ウェルター級。
大ベテランのエレンバーガーだが、マクド、ローラー、ガステラムと3連敗してランキングは9位まで後退。前回はジョシュ・コスチェックとの落ち目対決を制して連敗を止めたが、エレンバーガーが良かったというよりコスチェックの衰えによるものに見えた。
トンプソンはノーランカーだが、現在4連勝中でオッズではフェバリット。ローキック禁止のアメリカンキックボクシングでは数々のタイトルを獲得しているストライカー。
いつも通り、ガードを下げて半身の構えからサイドキックを打っていくトンプソン。左ミドル。ロー。エレンバーガーは様子を見て飛び込むが、そこにトンプソンのカウンターの左がヒット。また前に出てカウンターを狙ったトンプソンだが、エレンバーガーのパンチをもらって膝をつく。すぐにタックルでごまかしたトンプソン。押し込む。肘。両者細かい打撃の入れ合い。離れた。ちょっと表情が険しくなったトンプソン。エレンバーガー四つに組み付いて大内刈りテイクダウン。しかし脇から抜けてバックを取ったトンプソン。立ったエレンバーガー。離れる。トンプソン出てワンツーがヒット。もらったエレンバーガー。さらにバックスピンキックが頭部にヒットして仰向けにダウン！止めるかと思ったが続行。エレンバーガーパウンドを凌いで立つが、スタンドでまたバックスピンキック！頭部をかすめてエレンバーガー後方にダウン！追い打ちのパウンドに行くところをレフェリーが止めた。
実質最初のダウンのダメージで終わっていたか。
