格闘技徒然草

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★UFN71:第7試合・アラン・ジョーバン vs. マット・ドワイヤー

ウェルター級。
元モデルジョーバンはムエタイ柔術がバックボーンで、柔術エディ・ブラボーから茶帯を授けられた。UFC2勝1敗で、1敗はTUFブラジルウィナーのワーレイ・アウベスに地元判定で敗れたもの。
193㎝の長身ドワイヤーは、UFCデビュー戦は1R秒殺KO負け。2戦目は逆に1RKO勝ち。キャリア10戦すべてが完全決着で、うち1R決着が8試合。勝っても負けても短期決戦。
ミドルからパンチを打ち込んだジョーバン。ドワイヤーは長いリーチを活かしたハイキック。ジョーバン出て行ったがドワイヤーのカウンターのパンチが入ってダウン!ドワイヤーギロチンに。しかし首を抜いたジョーバン。ドワイヤーのクロスガード。攻め込めず立って離れたジョーバン。組んだジョーバン。押し込み。離して殴る。ジョーバンパンチでラッシュ。顔面に入ってバランスを崩したドワイヤー。組み伏せたジョーバンだが、膝をついてグラウンド状態のドワイヤーの顔面に思いっきりグラウンド膝。ジョーバン1点減点。残り時間わずかでまたラッシュをかけるジョーバンだがドワイヤーもパンチを入れる。ホーン。
全体としてはジョーバン優勢だったが、ダウンもあったのでドワイヤー10-8もあるか。
2R。ジョーバン出て行く。ドワイヤーも下がりながら前蹴りやパンチを打ち込む。ジョーバンの左ミドルが脇腹にヒット。さらに左ハイ。ドワイヤーもハイを返す。ジョーバン右フック。ドワイヤーのタックルを切った。ジョーバン左ハイ!ドワイヤーダウン!パウンドを打ち込むがドワイヤー立った。パンチで攻め込むジョーバン。ドワイヤーもパンチを返すがジョーバンの左ボディがヒット。ケージに詰めたジョーバン。マットに手をついてカポエイラ風のハイキック!側頭部にビッグヒットし会場も実況も大喜び。ホーン。
2Rはジョーバン。
3R。確実な勝ちにはKOするしかないジョーバンがパンチで出て行く。ドワイヤーもこのラウンドを落とせば勝ちはなくなるが、距離を取ってカウンターを狙っていく。ジョーバン間合いを詰めてパンチからテイクダウン。ドワイヤーは下からキムラを狙う。外してパウンドラッシュ。ドワイヤーが立つとまたカポエイラキック。が、今度は高さが足りずガードされて下に。タイムアップ。
三者29-27でジョーバン勝利。1Rは9-9だったか。反則膝はいただけなかったが、カポエイラキックで一気に観客の心を掴んだ。