格闘技徒然草

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★UFN71:セミファイナル・ジョシュ・トムソン vs. トニー・ファーガソン

ライト級。ランキング9位トムソンと11位ファーガソン
トムソンはネイト・ディアスから初めてKOを奪い、ランキングは最高で3位まで上昇。当時の王者ペティスとの対戦が組まれたものの、ペティス欠場で試合は消滅。前王者ベンヘンとの試合は非常に微妙な内容の末スプリット判定負けで、失望したトムソンは試合後に引退も口にした。昨年7月にはマイケル・ジョンソンの代役ボビー・グリーンと接戦の末これもスプリット判定負け。その後は怪我もあり2度組まれたカードを飛ばしている。36歳。
ファーガソンはTUFウィナーでUFC9戦8勝1敗のハイアベレージを残しているにもかかわらず、なかなかランカーとの試合が組まれなかった。結局ノーランカーとの対決のみでランキング入り。菊野を一方的にKOした試合が印象に残っている。レスリングもバックボーンでリーチも長い。
ファーガソンのローをキャッチしたトムソンだが、ファーガソンすぐに立つ。プレッシャーをかけて打撃を打ち込むファーガソン。左ミドル。ジャブがヒット。トムソンはサークリング。ファーガソンの飛び膝をキャッチしてテイクダウンしたトムソン。ファーガソン横三角に入るが外したトムソン。パウンドを落とすトムソンだが距離を作ってクリーンヒットはもらわないファーガソン。ホーン。
手数ではファーガソン。終盤の攻防がどう判断されるか。
2R。間合いを詰めてパンチの打ち合い。トムソンのパンチラッシュを前転してしのいだ。ファーガソンの肘でトムソンダウン!パウンド!亀になったトムソンに肘を入れていく。クルスフィックス。が、ファーガソンがケージを掴んだということでブレイクがかかる。しかしトムソンのピンチは終わらない。ファーガソンの攻めをパンチラッシュで凌ごうとするが、ファーガソンはパンチを見切ってカウンターを入れていく。右がトムソンのアゴを打ち抜き、ファーガソン一瞬遅れてふらつく。組み付いたファーガソン三角へ。腕を体に巻いて流されないようにしているトムソン。抜けたが今度はキムラ。そのままスイープ。残り30秒。上になったファーガソンだがトムソン立ってパンチを打ち込む。打ち合い。ホーン。
2Rは完全にファーガソン
3R。トムソンパンチのラッシュ。しkしファーガソン冷静にかわすとジャブでトムソンの顔面を撃ちぬく。さらに肘。ミドル。また肘。頭部をカットして顔面血まみれのトムソン。ファーガソンボディに膝。トムソンのタックルを切った。左ミドルがヒット。ファーガソンさかんにフェイントをかける。ファーガソンボディへの膝。組み付いたトムソンを潰すとダースチョーク。しかし立って外したトムソン。トムソンバックブローを打ち込むがガードの上。ホーン。
30-27×2、30-26でファーガソン勝利。トムソンを圧倒。上位との対戦が楽しみ。