格闘技徒然草

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★UFN72:第4試合・ミカエル・リボウト vs. ティーム・パッカラン

ライト級。
リボウトは4月のポーランド大会で代役でUFCデビューを飾ったが、TUFブラジル準優勝のセルジオ・モラエスに判定負け。現在UFCに契約している3人のフランス人選手の一人。
フィンランドのパッカランは今回代役としてUFCデビュー。MMA7戦全勝の28歳。柔術サブミッションレスリングのキャリアも持っている。
組むと押し込んだリボウト。反り投げ気味にテイクダウンして上を取ったパッカラン。肘。あっさりパスしてマウント。ハーフに戻したリボウト。パッカランはマウントを狙いつつパウンド。返したリボウトだがパッカラン下からキムラ。クリアしたリボウト。パッカラン亀に。前転してガードに戻すとリボウト立ってスクート。パウンドを落とすと押さえこんでサイドについた。パッカランまた亀に。首を取りに行くリボウト。パッカランハーフガードに。また亀。上から攻められっぱなしのパッカラン。特にダメージはもらってはいないが防戦一方に。亀のパッカランにクルスフィックスを狙ったリボウトだが外され下に。パッカランマウント!肘!ハーフに戻したパッカラン。ホーン。
リボウトの方が上をキープした時間は長かったが、押さえ込む時間が長く、最後の肘でパッカランがラウンドを取ったか。
2R。パンチで出るリボウト。パッカランカウンターのタックルも切られる。引き込んだ。スクートに。会場はブーイング。足を蹴るだけのリボウト。ブレイクがかかる。また打撃で出て行くリボウト。パッカランのタックルは簡単に切られる。するとまた引き込み。スクートで足を蹴るリボウト。パッカラン、打撃もテイクダウンもダメなのか。ひたすら引き込み。リボウトはまったく付き合わずスクートで上から蹴るだけ。またブレイク。パンチやスピンキックを放ったパッカラン。しかしまたリボウトのプレッシャーに押されて下がる。リボウトはタックルを警戒しつつ打撃を打ち込んでいく。タックルはやっぱり切られる。亀のパッカランの頭部に膝が入ってしまいタイムストップ。肩を狙ったのが頭に当たったのか?クリーンヒットではなかったが。減点はなく再開。パッカランのオーバーハンドの右がヒット。シングルレッグにつなげるとテイクダウン成功!なんとそのまま足関へ。ヒール狙い。決まらないがそのまま上になったパッカラン。パス成功。マウント。寝技の実力差は明らか。しかし時間がない。リボウト立ったところでホーン。
2Rはリボウト。パッカラン、もうちょっと打撃を打ってからでないとテイクダウンは難しい。
3R。下手ながらパンチで出たパッカラン。組み付くが両脇を差された。バックを取られるがキムラを狙うパッカラン。しかし外されまたスクート。リボウト蹴るだけでブレイク。パッカラン飛び込んでシングルレッグ。リボウトの左足にしがみつくが、切ったリボウト。またスクート。上下で蹴り合い。ブレイク。パッカラン大振りのパンチ。またシングル。切られた。また立つ。パッカランまたシングル。今度は成功。ハーフ。が、リボウトが返して上を取り返す。残り1分。リボウト立つがまたスクート。パッカラン立つがすぐに引き込み。十字を狙ったが外れた。リボウトはペルヴィアン・ネクタイ。外れた。残り時間わずかで下のパッカランにダイビングパウンド。ホーン。
29-28×2、30-27でリボウト勝利。
パッカラン、ここまでスタンドを捨てたスタイルでUFCに出てくるのは今時逆に貴重だが、もうちょっと工夫しないと勝つのは難しいだろう。