ライト級。
ライト級に戻してから4勝2敗（うち1敗は物議をかもしたディエゴ・サンチェス戦）のピアソン。一時はランキングにも入っていた。勝った試合では4連続KO勝利中。
かつてのライジングスター・ダナムは最近8戦が4勝4敗で中堅ポジションに落ち着いてしまったが、4敗の相手はグラント・セラーニ・アンジョス・バルボーザと、ちょっと厳しすぎる相手が続いたように見える。もっとも、グラントやセラーニとやった時点では、オッズがダナムが優勢だったくらいなので、取りこぼしと見られていたが。
どんどん間合いを詰めるピアソン。下がりながら距離が詰まると蹴りを打ち込むダナム。ピアソンが出てパンチを一発ヒットさせる。ダナムタックルに。押し込んでテイクダウン成功。殴るがピアソン立った。バックから抑えながら膝を入れるダナム。また投げてテイクダウンするとバックマウント。バックから殴りつつチョークを狙うダナム。逃げられないピアソン。背中のダナムを殴るが、当然それ以上に殴られている。横三角に移行したダナム。腕を極めに行く。腕十字！かなり腕が反っていたが、ピアソンタップせず脱出！立つとまたどんどん出て行くピアソンだが時間がない。飛び蹴りからパンチをヒットさせるがホーン。
1Rはダナム。
2R。また出て行くピアソン。ダナムタックル。きれいにテイクダウン。ハーフ。ガードに戻したピアソンが下から肘。パウンドを落とすダナム。背中を向けて立ったピアソンだがバックを取ったダナム。また投げを狙う。投げをこらえたピアソンだが逆に前に落としたダナムがまたバックマウント奪取。ダナムバックの体勢で殴り合い。残り1分。チョーク狙い。からの横三角。腕をのばそうとしたがホーン。
2Rもダナム。
3R。やはりスタンドでは前に出るピアソン。しかしもうKOしないと勝ちはない。ダナムのタックルを切ったピアソン。切られるとすぐパンチを打ち込むダナム。ケージに押し込んでタックルに入る。耐えているピアソン。首を抱えて押し返し膝を入れる。離れたがすぐまた押し込むダナム。テイクダウン狙いは耐えるピアソンだがどんどん時間が過ぎていく。残り1分半。押し返したピアソンだがまたシングルレッグに入るダナム。肘を入れるピアソン。ダナムも押し込んで肘。テイクダウンを防ぐのに精一杯のピアソン。時間がない。ダナムのテイクダウンと同時にタイムアップ。
3Rは微妙だがダナムにとっては織り込み済みだろう。
30-27×2、29-28でダナム勝利。今日は快勝。
