ヘビー級。しかし計量では石井107kgに対し、モーは96kgしかなかった。両者ともライトヘビーが適正だが。
ローを入れた石井に右を打ち込むモー。しかしモーのプレッシャーにじわじわ下がる石井。首四つで組み付こうとした石井だが振りほどくモー。右を入れていく。石井左からロー。モータックルに。倒してテイクダウン。石井寝かされずにケージで立つがモーが強烈なパンチ連打を打ち込む。立った石井だがプレッシャーに押されて下がってしまう。モーまたタックル。倒した。ケージで立つ石井。石井少し消耗している。またプレッシャーをかけられ下がる展開。モーは心に余裕がある。ノーガード。石井ローを入れるが手数が少ない。モー、攻めてこない石井に腰に手を当てて挑発。ゴング。
このままだと勝ち目が薄い石井。2Rに勝負をかけられるか。
2R。モーが右を打ち込む。組もうとする石井だが組めない。余裕を見せるモーに対し手を出せず下がってしまう石井。ケージに詰めてパンチを打ち込む。左がヒット。モーの右に石井も右のダブルを返す。モータックル。石井切ろうとしたが尻もち。立とうとする石井。立ち際に膝を入れたモー、すぐまたタックル。またテイクダウン。背中を付けた石井。モーも細かいパウンドだけ。ゴング。
帰り始める観客。石井何もできないが、モーも仕留めに行かない。
3R。セコンドからさかんに「下がるな！」と激が飛ぶが、どうしても下がり気味の石井。左ミドル。パンチを打ち込む石井だが、モーがプレッシャーをかけるとすぐ下がる。ノーガードのモー。石井スーパーマンパンチから組み付こうとしたが組めない。モータックル。尻クラッチから持ち上げてテイクダウン。ハーフ。立った。モーまたタックル。胴をかかえてしまう石井。倒された。ケージで立った。石井左ミドル。ヒットするが単発。下がってしまう。モー全く手を出さないで挑発するだけ。そのモーに対し石井も攻め込めないままタイムアップ。
3R、モーがテイクダウンを取ったが打撃の手数だけなら石井。
三者フルマークでモー勝利。しかし一切喜びの表情を見せない。なぜ倒しに行かなかったかも良くわからなかった。
石井は最初から気圧されて、気持ちで負けていた。実力差もある上にこれでは何も見せられない。特にアメリカでもヨーロッパでも知名度があるわけでなく、エキサイティングな試合をするわけでもない石井をなぜBellatorが使うのかが良くわからない。
