格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC210:オッズ/予想と展望

ダニエル・コーミエ 2.05
アンソニー・ジョンソン 1.80

クリス・ワイドマン 2.10
ゲガール・ムサシ 1.77

シンシア・カルヴィーロ 1.38
パール・ゴンザレス 3.20

アゴ・アウベス 2.40
パトリック・コーテ 1.63

ウィル・ブルックス 1.38
シャーウス・オリヴェイラ 3.25

マイルズ・ジュリー 1.24
マイク・デラトーリ 4.00

カマル・ウスマン 1.29
ショーン・ストリックランド 3.50

チャールズ・ロサ 2.75
シェーン・バーゴス 1.41

パトリック・カミンズ 1.91
ヤン・ブラホヴィッチ 1.77

グレゴール・ギレスピー 1.43
アンドリュー・ホルブルック 2.70

ジョシュ・エメット 1.47
デス・グリーン 2.65

ケイトリン・チューケイギアン 1.51
アイリーン・アルダナ 2.55

ジネル・ラウサ 5.00
マゴメドフ・ビブラトフ 1.20

メインはコーミエ1年半ぶりの防衛戦。
昨年4月の試合はコーミエが負傷により欠場。挑戦者だったJJの暫定王座決定戦に。7月に予定されていた王座統一戦は直前でJJがドラッグテストにひっかかり、アンデウソンとのノンタイトル戦に。12月にアンソニー・ジョンソンとの防衛戦が予定されていたが、ここでまたコーミエが負傷欠場となり流れている。
AJは2年前にコーミエと王座決定戦で対戦。この時はJJがAJ相手に防衛戦の予定だったが、JJの当て逃げにより王座剥奪。試合1か月前にコーミエの代役出場が決まっている。この時はAJが1Rにパンチでダウンを奪ったものの凌がれ、2R以降はコーミエがテイクダウンからの攻めで圧倒し、3Rチョークでタップを奪っている。その後は3試合連続でKO勝ち。
AJが勝ってきた相手はマヌワ・ベイダー・テイシェイラで、コーミエほどのレスラーはいない(もっともコーミエレベルのレスラーはJJくらいしかいないが)。しかしながら、初戦ほどテイクダウンで一方的にはやられないだろう。38歳になったコーミエは前戦のアンデウソン戦で圧倒しながらも仕留めきれず。長期戦になればAJ有利になりそうだが。
AJのKO勝ちと予想。
セミはミドル級元王者のワイドマンとゲガール・ムサシの対戦という好カード。しかしながら、どちらが勝っても挑戦者第一候補のロメロ、第二候補のジャカレイを超えることはできないだろうし、王座挑戦にはもう1試合以上挟むことになりそう。
首の負傷による欠場もあり、2年近く勝ち星から遠ざかっているワイドマン。MMA初黒星を喫したロックホールド戦後、地元ニューヨークではヨエル・ロメロの飛び膝でKO負けと連敗。
ムサシは逆に4連勝中で、3連続KO勝ち。前回は以前KOで敗れたユライア・ホールから圧倒してKO勝ちした。
ホール戦以外では、ジャカレイと対戦した際には、テイクダウンを許すとパスされ一方的な展開で敗れた。しかしワイドマン相手にそこまでやられるとは思えない。ジャカレイ戦以降はテイクダウンも奪われていない。
ワイドマンは連敗で元気がないように見える。首の負傷で練習もままならなかった期間もあるが、どの程度実力が戻っているのか。ガードの技術もあるムサシだが、やはりテイクダウンされると不利は否めない。テイクダウンの攻防が勝敗を分けそう。
ワイドマン判定勝ちと予想。
他に注目カードはメインカード1試合目のウィル・ブルックス vs. シャーウス・オリヴェイラ。Bellator王者のブルックスは、UFC2戦目でアレックス・オリヴェイラにKO負けしたが、オリヴェイラが5.5ポンドの大幅計量オーバーしていたという事情がある試合だった。シャーウスフェザーでは計量失敗の常連で、前回は155ポンドと1階級上のリミットの大幅オーバー。今回からまたライト級に戻す。
無理があったフェザーから適正階級に戻したシャーウスがBellator王者相手にどれだけできるか。ブルックスとしても連敗は許されない。
第1試合は9日朝7時15分開始。速報します。