UFC2勝2敗のバーチャック。負けた2試合は足関フリーク・エントウィッスルのハメ技ヒールと、実力差ありすぎのトーマス・アルメイダなので仕方がない。勝ったジョー・ソト戦はあっけない秒殺KOで、バーチャックの持ち味が出ていたとは思えない。唯一フルタイム戦って実力を見せられたのが、リリースマッチとなったジレノ・ロペス戦だが、ローカルTUF準優勝で結局UFCで1勝もできずリリースされたロペスにスプリット判定勝ち。レスリングが得意というがロペス戦ではバックも取られていた。負けてのリリースではなかったが、勝っても契約続行するほどではないと見られたということ。それも階級下のバンタム。
川尻にとっては必勝が義務付けられる。
肩固めで一本勝ちと予想。
第10試合
アミール・アリアックバリ vs. ジェロニモ・ドス・サントス
GPに出るほどの実力者ではないジェロニモだが、まだまだ発展途上のアリアックバリの相手としてはちょうどいい。ヒーリング戦で仕留め損ねたように攻めに隙がある部分がどれくらい解消されているか。ジェロニモは17敗のうち判定が1試合しかなく、わりとあっさり仕留められそう。
アリアックバリKO勝ち。
58kg契約なのがやや引っかかる、フライ級日本最強決定戦。打撃では圧倒的に堀口だが、元谷は組みでそれを無効化したい。堀口はバガウティノフ戦で見せたケージレスリングの強さがロープでは活かせないが、その部分がどう試合に影響するか。しかし堀口にある隙はそれくらいで、後は元谷がどう勝つか思いつかないくらいの差があると思う。
堀口判定勝ち。
第8試合
RENA vs. ドーラ・ペリエシュ
これまでデビュー戦かそれに近いビギナーとしかやっていなかったRENAだが、今回はまあまあ普通のMMAファイターとの対戦。勝敗よりもRENAのMMA適応スキルが初めて見られるという部分で注目したい。
第7試合
那須川天心 vs. フランシスコ・ギリオッティ
キックボクサーでMMAデビュー戦のギリオッティ。天心も打撃でKOしたいと言っているし、ギリオッティにグラウンドに持ち込むスキルはなく、あっても極めることはできないだろうから、天心KO勝ちと予想。
年末は明らかにバッドコンディションだったヒーリングだが、昔取った杵柄でけっこう動けていた。体格差もあるし、石井には厳しいが、組んでテイクダウンからの抑え込みで判定勝ちと予想。
第5試合
KINGレイナ vs. ジャジー・ガーベルト
体格差20kg近い。ガーベルトはたいして技術はなさそうだが、KINGも体格差を埋められる技術があるかどうか。組んで投げてテイクダウンして、立たれる前に決められなければガーベルトの体格に押される展開になりそう。
ガーベルトKO勝ち。
第4試合
ダロン・クルックシャンク vs. 矢地祐介
矢地の前回の相手は咬ませすぎてまったく参考にならない。昨年9月からライト級に転向したが、年末は68kg契約だったし、まだライト級の体になっていないか。
クルックシャンクKO勝ち。
第3試合
石岡沙織 vs. ベスターレ・キシャー
空手バックボーンでMMAキャリアわずか2戦のキシャー。石岡も2年のブランク後は2勝3敗と負け越しているが、さすがにキシャーには勝つのでは。
石岡判定勝ち。
第2試合
浅倉カンナ vs. アレクサンドラ・トンシェバ
アマチュアMMAで世界王者になっているトンシェバだがプロ経験はなし。キャリアはあるがアマチュアのレベルも不明だし実力がいまひとつ測れない。階級的には一つ上のストロー級でやっていたのでパワーはあるかもしれない。
トンシェバ判定勝ち。
第1試合
才賀紀左衛門 vs. 伊藤盛一郎
紀左衛門寄りの契約体重で、キャリアはまだ6戦だがMMAのトレーニングはもう丸三年以上になる。大舞台での試合経験というなら伊藤を上回る。しかし1R10分・2R5分のルールなら伊藤が有利だろう。
伊藤一本勝ちと予想。
スカパーPPV観戦予定。速報します。