格闘技徒然草

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★UFC on FOX24:第7試合・ボビー・グリーン vs. ラシッド・マゴメドフ

ライト級。
グリーンはUFCデビュー以来4連勝で、パット・ヒーリーやジョシュ・トムソンにも勝ちランキングも7位まで上昇したが、エジソン・バルボーザに判定負け。その後ACL断裂で1年のブランク。復帰戦ではダスティン・ポイエーにKO負けして連敗中。レスリングバックボーンのカウンターパンチャー。
マゴメドフもUFCデビューから4連勝で一時期ランキング入りしていたが、昨年11月にベネイル・ダリウシュとの初めてのランカー戦でケージに押し込まれ膝を入れられるという地味な展開のまま判定負けでUFC初黒星。レスリング・コンバットサンボ・軍隊格闘術・キックがバックボーン。
四つからボディに膝を入れたグリーン。ケージに押し込む。膝の打ち合いからマゴメドフの膝がローブローになりタイムストップ。再開。ミドルを放ったグリーンだが自らバランスを崩しスリップダウン。しかしすぐ立った。グリーン前に出て行くが手が出てない。距離が詰まるとマゴメドフがパンチを入れる。ケージに押し込んだグリーン。テイクダウン狙いからバックに回るが、そこからの投げをこらえて正対したマゴメドフ。ホーン。
打撃のヒット数は五分なので組みで上回ったグリーンのラウンドか。
2R。両者単発の打撃戦が続く。手数は五分。マゴメドフの手数がやや増えてきたところで、グリーンが蹴り足をキャッチしてケージに押し込む。テイクダウンを狙うが倒せず。離れ際にパンチを入れた。マゴメドフ前に出てきてミドル。マゴメドフ組みついてテイクダウンしようとするがこらえたグリーンがバックに。股下から抜けて離れたマゴメドフ。また手数の少ない打撃戦。ホーン。
2Rはややマゴメドフ。しかしここまでは僅差。
3R。両者展開を変えない。グリーン蹴り足をキャッチして倒そうとするが倒せず。飛び膝もクリーンヒットしない。単発の打撃戦が続く。ブーイングが大きくなってきた。ミドルやハイを蹴るマゴメドフ。ワンツーからミドル。グリーンはケージに押し込む。離れた。結局両者倒しに行く気配のないまま、淡々と戦い続けてタイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでマゴメドフ勝利。
ジャッジは1Rグリーン、2Rマゴメドフで3Rが割れた。微妙なのに両者取りに行かなかったのが残念。