格闘技徒然草

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★UFC on FOX24:第8試合・パトリック・ウィリアムス vs. トム・デュケノワ

バンタム級
レスリングのバックボーンがあるウィリアムスはUFC1勝1敗。初戦は飛び膝でのKO負け、2戦目はTUFラテンアメリカ2ウィナーのペレスに開始早々のタックルをギロチンで捕らえての秒殺一本勝ち。
初参戦のBAMMAフェザー&バンタム級王者デュケノワはMMAが禁止された国フランスの出身。ボクシング・ムエタイレスリングのキャリアがあり、23歳にして14勝1敗の成績を残す。バンタムに転向してから3戦全勝全フィニッシュ。まだ世界的に名のある相手との対戦経験はないが、いきなりの地上波デビューは期待の表れか。
パンチから組みついたウィリアムスが投げてテイクダウン。下になったデュケノワはケージで立つが、立ち際に膝を入れるウィリアムス。ウィリアムスの打撃が入るがデュケノワどんどんプレッシャーをかける。ボディに膝。前に詰めてテンカオ。左から右ロー。ウィリアムス組みついてバックに回る。ケージで正対したデュケノワは肘を入れて引き剥がす。またプレッシャーをかけるデュケノワだが、パンチを打ち込もうとした所にウィリアムスのパンチをカウンターでもらって膝をつく。しかしすぐ立って前に出る。出てきたウィリアムスにアッパーを打ち込む。ウィリアムス前のめりに倒れたがすぐ立った。しかしだいぶ消耗しているウィリアムス。デュケノワは一切下がらないでどんどん打撃を入れていく。またボディに膝。ケージに詰まるとウィリアムスパンチを返すが両手を膝についてお疲れポーズ。相当なプレッシャーがある模様。ウィリアムスつかつかと距離を詰めるとボディへの膝から肘。ホーンが鳴る直前に入った左ヒジでウィリアムスダウン!1R終了。
1Rはデュケノワ。
2R。どんどん出ていくデュケノワ。左の膝と肘。右ヒジを打ち込み四つん這いにダウンしたウィリアムス。デュケノワが追い打ちに行った所でレフェリー止めた。
けっこう打たれてもいたが、それでも下がらず前に出続ける高プレッシャーファイトにウィリアムスがどんどん消耗していった。若者特有の怖いもの知らずの戦い方。一回壁に当たったらどうなるかわからないが、今後が楽しみな選手。