ともに75年度生まれの41歳。MMA100戦を達成したただ2人の日本人でもある。両者は20年前の97年に対戦している。その年の4月に船木を破りKOPタイトルを獲得した近藤に対し、美濃輪は誠ジム所属としてネオブラに参戦し、試合内容が評価されてパンクラス入団した直後だった。当時はロープエスケープありのルールであったが、立て続けに2度エスケープを奪った後のアンクルホールドで近藤が勝利した。両者とも近年は苦戦が続き、直近の試合は1勝5敗。
試合はミドル級で行われる。ミノワマンは前回の白井戦で初めてウェルターに落としたが判定負け。近藤は2010年にミドル級タイトルマッチで藤井陸平に敗れて以来、無差別級での試合以外ではずっとウェルターで戦ってきており、6年半ぶりのミドル級戦となる。