格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC213:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヌネス 1.67
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 2.20

ヨエル・ロメロ 1.77
ロバート・ウィテカー 2.00

ダニエル・オミランチョク 3.85
カーティス・ブレイズ 1.25

ファブリシオ・ヴェウドゥム 2.10
アリスター・オーフレイム 1.67

アンソニー・ペティス 1.38
ジム・ミラー 2.85

ラヴィス・ブラウン 1.56
アレクセイ・オレイニク 2.40

チャド・ラプリーズ 1.43
ブライアン・カモージー 2.70

アゴ・マヘタ・サントス 2.50
ジェラルド・マーシャート 1.53

ジョーダン・メイン 1.71
ベラル・ムハマド 2.00

ロブ・フォント 1.47
ダグラス・シウバ・デ・アンドラ2.65

コーディ・スタマン 1.37
リオン・ウェア 2.90

トレヴィン・ジェイルス 1.32
ジェイムス・ボクノヴィック 3.35

前日に行われるTUF25フィナーレに続いて2日連続開催。夏の独立記念日ウィークでTUFフィナーレとナンバーシリーズが2日連続行われるのは2014年から4年連続。メインは昨年のUFC200に引き続き女子バンタム級タイトルマッチ。
その昨年のメインでミーシャ・テイトを圧倒して王者になったヌネスがキックボクサーのシェフチェンコ相手に防衛戦を行う。両者は昨年3月に対戦しており、判定でシェフチェンコUFC唯一の黒星がついている。
前回の対戦時は1R両者様子見だが手数でヌネス、2Rはテイクダウンしたヌネスが取り、3R前半はテイクダウンしたシェフチェンコのペースだったが、ヌネスに立たれるとその後攻めずにむざむざ判定負けという展開だった。キック62戦60勝のキャリアがあるストライカーだが、意外と寝技もやり、KOよりも一本勝ちが多い。前回はジュリアナ・ペーナにガードからの腕十字で一本勝ち。しかし、下になるとリカバリーがないことが課題。
王者ヌネスは14勝のうち判定は1つだけと、女子で屈指のフィニッシュ力を持つ。打撃の重さでパウンドから削っての勝利も多いが、スタンドでも打ち合える。前回も2Rにテイクダウンされたシェフチェンコがパウンドで相当削られていて、ジャッジ2者が10-8をつけていた。
スタンドではシェフチェンコだと思うが、一発KOする打撃はなく、やはりヌネスのテイクダウンをどう防ぐか、テイクダウンされた後にどう対応するかが問題となる。ヌネスがKO勝ちと予想。
セミはストップしたままのミドル級タイトル戦線でようやく組まれた暫定王座戦。UFC8戦全勝6KOの戦績ながら、なかなかタイトル挑戦の機会が与えられなかったロメロ。オリンピックレスリング銀メダリストで40歳。最初で最後のタイトル挑戦となるか。
ウィテカーはTUF Smashesウィナーで、ナンバーシリーズ以外のインターナショナルTUFウィナーとして初めてのタイトル戦出場者となる。ウェルター級では3勝2敗だったが、ミドル級に上げてからは6戦全勝・4KOという珍しいパターン。
オッズはややロメロ優勢。過去に苦戦したジャカレイ戦・ティム・ケネディ戦ではいずれもガス欠を起こしており、長期戦には不安が残る。予想はウィテカーKO勝ち。
第1試合開始は9日朝7時半から。速報します。