ライトヘビー級。
ヘビー級時代は1勝1敗でいずれも1RKO決着だったキャノニアだが、ライトヘビーに落とすと2試合とも判定。2試合で計9回もテイクダウンを奪われていて、TDDに難あり。下から割と足が効くものの、ディフェンスできても攻められないのにリカバリーもない。前回はランキング3位のテイシェイラ相手にいいところはなかったもののフィニッシュは許さなかった。
スティーブ・ボッセと対戦予定だったがボッセが欠場。代役はUFC初参戦のローリック。MMA7戦全勝。昨日誕生日を迎えて30歳になったばかり。バックボーンはレスリング。
ジャブを入れていくローリック。キャノニアワンツー。しかしローリックも打ち合いに臨む。ケージに詰めてコンビネーションを入れたキャノニア。押されているがそれでも打撃勝負するローリック。キャノニア左ボディから右。ローリックのパンチはヘッドムーブでかわす。キャノニアが長いリーチからパンチを入れていく。ローリックもワンツー。キャノニアのパンチをかわして組みついたローリック。しかしキャノニア凌いで離れた。ホーン。
1Rキャノニア。
2R。ジャブを入れたキャノニア。ケージに詰めると強烈なパンチのラッシュ。ボディに入りマウスピースを吐きそうになるローリック。まだパンチで打ち合うローリック。キャノニアの右がビッグヒット！そのままバックに回りパウンド。立ち上がるローリックに追い打ち。ローリック距離を取り凌いだ。そしてまた撃ち合っていく。ジャブを全部もらっているローリック。逆に自分のパンチはほぼかわされている。手数は五分だがヒット数は半分くらいになってる。ヒジを入れてケージに押し込んだキャノニア。ホーン。
2Rキャノニア。
3R。キャノニア変わらずパンチを入れていく。ローリックは今更テイクダウンしたところでどうしようもないからか、パンチを打ち返していく。キャノニアの左ハイがヒット。ふらついたローリックに首相撲からの膝が入った。さらに右ヒジ！組みついてきたローリックを押しつぶすとハーフからヒジ連打。レフェリー止めた。
テイクダウンディフェンスに穴のあるキャノニアだがテイクダウンを狙わなかったローリック。しかし打撃ではレベルが違った。
