格闘技徒然草

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★UFN114:メインイベント・セルジオ・ペティス vs. ブランドン・モレノ

フライ級5分5R。ペティス6位、モレノ7位。
メイン消滅での昇格以外で初めてのフライ級ノンタイトルメインイベント。
元王者の弟ということもあり期待されているペティスと、TUFで一回戦負けしたにもかかわらず、代役でUFCデビューしランカーに勝利したシンデレラボーイの地元メキシカン・モレノ。ともに23歳で3連勝中。
ミドルを蹴ったペティス。キャッチしてテイクダウンするモレノ。ケージ際でガードを取ったペティスに対し、ケージを蹴られないようにモレノが向きを変えた。左腕を小手に巻いて抱え十字を狙ったペティスだが腕を引き抜いたモレノがパスを狙う。バックに回った。足を差し込み四の字バック完成。チョークを狙っていく。足のロックが固く反転できないペティス。残り1分。チョークは防いでいるペティス。そのままホーン。
1Rモレノ。10-8か。
2R。ダメージは特にないペティス。スイッチしながら距離を詰めていく。パンチで飛び込んだモレノだがかわした。ペティスがミドルをキャッチして倒したが、スクートになると攻めずに立たせる。ペティスがハイキックを放ったがキャッチされ倒された。しかしペティス足を使って背中越しに逆の腕に絡めて糸通し。そこから三角へ。首を抜いたモレノだがオモプラッタに。バックに回ったが立って振りほどいて離れるモレノ。ペティス左ハイ。ヒットしたが浅かったか。残り1分。蹴りを入れていくペティス。右フック。モレノ、トリッキーな動きを見せるだけで攻められない。ペティスが蹴りを入れていく展開でホーン。
2Rはペティス。
3R。左を打ち込んだモレノだがペティスは左ハイ。飛び込んでパンチを打ち込む。左ミドル。スーパーマンパンチ。モレノも返しているがスタンドではやはり劣勢。ペティス距離を詰めた。モレノのミドルをキャッチして倒したがまたスクートでグラウンドに付き合わずに立たせるペティス。モレノタックルを狙ったがかわされる。ペティス左ハイ。もらったがくみついてくるモレノ。しかしかわしてパンチを打ち込んだペティス。ジャブ。打撃戦での実力差が明らかになってきた。ジャブ、ワンツーを打ち込むペティス。距離を詰めていくペティス。ジャブ。ワンツー。パンチから右ハイ。モレノも打ち返すが押されたままホーン。
3Rペティス。
4R。ペティスがやはり打撃で押す展開。パンチがヒットし大分目のカットが大きくなってきたモレノ。左ハイ、飛び膝を入れるペティス。モレノのパンチも当てっているがペティスの余裕は崩せない。ペティスバックスピンキック。空振りしてバランスを崩したが下にならずに立った。ペティス終了間際にカポエイラキック。上になったモレノだが時間がなくホーン。
4Rもペティス。1R10-8だとしても判定で勝つには厳しくなっているモレノ
5R。モレノタックルで突っ込んだ。ペティスギロチンに入ったが首を抜かれて下に。また下から小手に巻くペティスだが腕を抜いたモレノ。ペティスガードでホールド。下になってこのラウンドを失っても3R取っているから勝てるという考えか、ディフェンスに徹している。モレノが立つと下から蹴り上げ。モレノも上から特に攻撃がない。パスを狙ったがさせないペティス。ケージ際で立とうとするペティス。モレノバックを取ろうとしたが振りほどかれ落とされた。離れてスタンドに。パンチ・ミドルを入れるペティス。モレノの蹴りを掴むとワンツーを入れたペティス。バックキック。時間がない。ペティスパンチで出てタイムアップ。
5Rちょっと微妙。打撃ではペティスだったが下になっていた時間が長かった。もし5Rモレノで、1R10-8を取っていたらドローになるが。
49-46、48-46×2の3-0でペティス勝利。モレノは上になっていたが何も出来ていなかったし、新ユニファイド的にはそれよりもスタンドでの攻勢を取る判定基準になり、5Rは三者ともペティスか。
http://mmadecisions.com/decision/8337/Sergio-Pettis-vs-Brandon-Moreno
メディアのスコアも48-46が多数派で、48-45、48-47、49-46などばらつきはあるものの、17人中14人がペティス勝利を支持。ドローは2名、モレノ勝利は1名のみ。