格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC215:オッズ/予想と展望

デメトリアス・ジョンソン 1.17
レイ・ボーグ 5.00

アマンダ・ヌネス 2.00
ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.77

ニール・マグニー 2.10
ハファエル・ドス・アンジョス 1.67

イリル・ラティフィ 1.71
タイソン・ペドロ 2.00

ジェレミー・スティーブンス 1.74
ギルバート・メレンデス 1.95

サラ・マクマン 1.38
ケトレン・ヴィエイラ 2.85

ヘンリー・セフード 1.21
ウィルソン・ヘイス 4.25

サラ・モラエス 2.75
アシュリー・エヴァンス−スミス 1.41

ギャビン・タッカー 1.53
リック・グレン 2.50

ミッチ・クラーク 2.30
アレックス・ホワイト 1.59

ルイス・エンリケ 2.50
アージャン・ブラー 1.53

ケイジャン・ジョンソン 2.70
アドリアーノ・マルチンス 1.43

メインはDJのフライ級王座11回目の防衛戦で、防衛を果たせばUFC最多防衛記録となる。もともとは8月に予定されていた試合だったが、コーディ・ガーブラント vs. TJ・ディラショーのバンタム級タイトルマッチがガーブラントの負傷により消滅したため、DJ vs. TJを組もうとしたが、フライ級での実績がないTJとの試合を拒否。ダナ・ホワイトはフライ級の廃止すらほのめかすなど、DJとUFCとの関係が悪化し、8月のイベント自体消滅した。
結局、ディラショーはフライ級での試合よりガーブラント戦を選択し、DJの相手はボーグに戻ったものの、ダナ・ホワイトがさんざん「盛り上がらない、誰も見たくない」と否定したカード。案の定、オッズは大差に。アップセットでもない限りは盛り上がりそうにないが…。20歳でUFCデビューした24歳のボーグはDJにとっては最年少の挑戦者。アグレッシブなグラップラーだが、過去2回計量失敗があるのが気がかり。クリアした時もだいたい1ポンドオーバーで、タイトルマッチに必要なリミット以下に落としたのは1度しかない。計量失敗でノンタイトル戦になることだけは避けてもらいたい。
DJ一本勝ちと予想。
セミはUFC213のメインで組まれていて、試合当日に王者ヌネスの体調不良で消滅したカードの仕切り直し。情報によれば、医師の許可は出ていたが、ヌネスが思ったように体重を戻せなかったのでキャンセルしたとの話も。この失態が影響したのか、前回はややヌネス優勢だったオッズが今回は挑戦者のシェフチェンコ優勢に。
ヌネスの体調が万全ならヌネス判定勝ちと予想。
メインカードではギルバート・メレンデス修斗時代以来のフェザー級に階級を戻す。ライト級では1勝4敗で、明らかに格下のディエゴ・サンチェスにしか勝っていない。4敗のうち3敗は王者や後の王者との対戦で、キャリア唯一の一本負けを喫したペティス戦以外はスプリット判定負けなので、戦績ほど評価は低くないはずだが。このところの戦績を見られたのか、オッズはアンダードッグ。フェザーでどれだけ動けるかも気になる。打撃ではスティーブンスが優勢か。メレンデスはテイクダウンが取れるかどうか。
プレリムでは第2試合で2012年ロンドンオリンピックレスリングフリースタイルにカナダ代表のアージャン・ブラーがUFCデビュー。MMAは2014年にプロデビューして以来6戦全勝(判定3、KO3)。相手はUFC2勝2敗でレスリングブラジル王者のルイス・エンリケ。ヘビー級では前座クラスの実力だが、カナダローカルでの試合しか経験がなく、キャリアのある相手との試合が少ないブラーはどこまで通用するかは未知数。
第1試合開始は10日朝7時半。速報します。