格闘技徒然草

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★UFC215:第7試合・ジェレミー・スティーブンス vs. ギルバート・メレンデス

フェザー級。スティーブンス8位、メレンデスはライト級の14位。

メレンデスのフェザー級復帰初戦。フェザー級での試合は修斗での佐藤ルミナ戦以来12年ぶりとなる。果たして久々のフェザーで動きはどうか。

ティーブンスも元ライト級で、4年前からフェザーに落としている。身長はメレンデスと同じで、リーチではメレンデスが上回る。ここ4戦は1勝3敗で現在2連敗中。現王者ホロウェイとランキング2位エドガーは仕方ないとして、前戦でヘナート・モイカノにも敗れたのは痛かった。KOの多いハードパンチャー。

1R。シェイプされたメレンデス。足が細く見える。スティーブンスワンツーを入れた。アッパー。ロー。右。間合いを詰めてきたメレンデス。しかしスティーブンスのローでバランスを崩す。パンチが届く間合いに入り打ち合い。メレンデス右がヒットしたがスティーブンスも打ち返す。またロー。メレンデス足を痛めたか。引きずると仰向けに倒れて引き込み。しかしスティーブンス立たせる。メレンデスパンチで攻めていくが足の踏ん張りが効かない。またロー。左足のスネが腫れているメレンデス。またローをもらい倒れ込んだ。スティーブンス残り10秒でパウンド。ホーン。

1Rスティーブンス。メレンデス続行できるか。インターバル後、ドクターが呼ばれるが、本人への意思確認のみで足のチェックはせず続行。

2R。パンチで出ていくメレンデス。しかしまたローをもらう。メレンデス前に出ていくがスティーブンスパンチからロー。厳しい攻め。パンチを打たれながらも出ていくメレンデス。フットワークは全く使えない。スティーブンスパンチ連打からロー。どんどん出てくるメレンデスだがまた足を蹴られて自ら倒れ込む。しかし立った。逆足を前にしたメレンデスだがそこにもローをもらう。スティーブンスパンチ連打を打ち込む。メレンデスまだ前に出るが手が出ない。アッパーからのローでまたダウン。残りわずかでそのままパウンドにいくスティーブンスだがホーン。

2Rスティーブンス。

3R開始前にレフェリーがメレンデスに意思確認。続行。メレンデス出るがスティーブンスのパンチをもらう。サンドバッグ状態。パンチから左ミドル。さらにジャブの連打。メレンデスまたローをもらって嫌倒れしたが後転してすぐ立った。ボディを打ち込むスティーブンス。ボディも効かされたメレンデス。またローで自ら倒れた。パウンドに行くスティーブンス。メレンデスのタックルを切ると立ち際に蹴る。再びローで倒れた。スティーブンス上になりパウンド。下で凌ぐメレンデス。タイムアップ。

判定30-26×2、30-25の3-0でスティーブンス勝利。

フェザー級のメレンデスは早々にローを効かされ、何も出来ないまま終戦。その後は根性しか見せられず。これで4連敗に。

ティーブンスも手負いのメレンデスをきっちり仕留めてほしかったが、わりと安全運転だった。