格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN118:第8試合・オスカー・ピエホタ vs. ジョナサン・ウィルソン

ミドル級。
地元のピエホタはこれがUFCデビュー戦。ケージウォーリァーズミドル級王者でMMA9勝0敗1分け。1分けとなった1試合を除き、すべてフィニッシュしての勝利。ロバート・ドライスデールから柔術黒帯を授かっている。MMA以外にもグラップリングの試合にも出ていて、ADCCの国内王者となっている。
ウィルソンはプロアマ無敗でUFCと契約し、デビュー戦は秒殺KO勝ちしたが、その後2戦は良いところを見せられないまま連敗。リリースがかかる3戦目だがアウェイ。ライトヘビーから落としての初戦。
ローを蹴るウィルソン。ピエホタ様子見。手が出ない。ウィルソンも牽制の蹴りのみで1R前半が過ぎる。ピエホタ右ハイ。ピエホタタックル。組みついてバックに。背中におぶさると四の字バックからチョーク狙い。外されるとパンチを入れる。倒れてグラウンドに。パームトゥパームチョーク。しかし防いで1R終了。
1Rピエホタ。
2R。ウィルソンスタンドでプレスを掛ける。が、じわじわ出てピエホタがじわじわ下がるだけの展開が続く。ピエホタのジャブをもらうがパンチを打ち込むウィルソン。両者牽制のまま残り1分。ピエホタ時折ジャブを入れるが下がり続ける。ウィルソンが蹴りでバランスを崩してスリップするがすぐ立った。ピエホタバックキックを放つが不発。飛び込んでパンチを打ち込みウィルソンダウン!レフェリー割って入るが2R終了のホーンだった模様。
両者見合っていただけだがプレスしていたウィルソンのラウンドかと思ったが、最後の最後でピエホタがラウンドを取った。
3R。KOするしかないウィルソンだがペースは変わらない。ピエホタ逆に間合いを詰めてきた。ピエホタタックル。テイクダウン。倒されたウィルソンがキムラを仕掛けたが外されマウントを許す。残り2分。肘。背中を向けるウィルソン。ピエホタは鉄槌を打ち込みバックマウント。ウィルソンもうフィニッシュされないことに意識が移っているか。肩固めに行くピエホタだが決まらず。腕十字へ。三角に捕らえて仰向けに倒すと腕を伸ばすが、足が首にかかっておらずタイムアップ。
三者30-27でピエホタがUFCデビュー戦を飾る。しかし初の判定。デビュー戦ということで慎重になりすぎたか。