格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN119:オッズ/予想と展望

デレック・ブランソン 1.63
LYOTO 2.20

デミアン・マイア 2.00
コルビー・コビントン 1.71

ペドロ・ムニョス 2.10
ロブ・フォント 1.67

フランシスコ・トリナウド 1.61
ジム・ミラー 2.25

アゴ・マヘタ・サントス 1.67
ジャック・ヘルマンソン 2.10

ジョン・リネケル 1.32
マルロン・ヴェラ 3.35

ヴィセンテ・ルケ 1.59
ニコ・プライス 2.30

アントニオ・カーロス・ジュニオール 1.33
ジャック・マーシュマン 3.20

ハクラン・ディアス 2.30
ジャレッド・ゴードン 1.59

エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 1.48
マックス・グリフィン 2.60

デイヴィソン・フィゲイレード 2.50
ジャレッド・ブルックス 1.53

マルセロ・ゴーム 1.57
クリスチャン・コロンボ 2.35

すっかり数が減ったブラジル大会。去年と同じ3大会目。サンパウロ大会は5年連続で、会場は毎年同じ約9千〜1万人収容のジナーシオ・ド・イブラプエラ。
メインは元ライトヘビー級王者LYOTOの復帰戦。LYOTOはクリス・ワイドマンのミドル級タイトルに挑戦したが判定負け。再起戦は勝利したものの、ルーク・ロックホールドとヨエル・ロメロにいずれもフィニッシュされて連敗。限界を感じさせる負け方だった上に、USADAの抜き打ち検査で禁止薬物が検出され、37歳にして1年半の出場停止処分。クリーンなイメージがあったのでガッカリさせられた。今回が処分明け。
相手はD-2オールアメリカンレスラーでハードパンチャーのデレック・ブランソン。ブランソンはUFC8勝3敗だが、負けた相手はミドル級暫定王座決定戦を争ったロバート・ウィテカーとヨエル・ロメロ、それにレジェンドのアンデウソン。ロメロ戦は2Rまでリードしていながら3Rにパンチを貰ってKO負け。ウィテカー戦はウィテカーの地元というアウェイでパンチを効かせて攻勢だったが、仕留めに行ったところをカウンターを貰いやはり逆転負け。アンデウソン戦はブランソンがリスペクトしすぎたのか手数が少ない展開になったが、メディアスコアはブランソン支持のほうが多かった。3敗はどれも勝つ可能性があった試合。
年齢・勢い・ブランクとLYOTOにとっては厳しい試合。地元での試合のアドバンテージを差し引いてもオッズは不利に。ブランソンKO勝ちと予想。
セミは7月にウッドリーのタイトルに挑戦し、テイクダウンを奪えないまま敗れたマイアの再起戦。相手はウッドリーと同じD-1アメリカンレスラーのコビントン。ただウッドリーとは違い、タックルを切って打撃勝負するのではなく、テイクダウンしてドミネイトするタイプ。テイクダウン成功回数はウェルター級3位だが、1位のGSP(87回)、2位のジョニヘン(61回)が20試合以上しているのに対して、コビントンは8試合で41回。1試合あたりのテイクダウン数では圧倒している。6月のキム・ドンヒョン戦ではテイクダウンでドンヒョンの光を消しての勝利。
ただ、 vs. マイアということを考えると、テイクダウンしてもそこからマイアのガードワークをしのげるかどうかはわからない。コビントンなら終盤にスタミナ切れするということも無さそうだが…。
膠着する展開でコビントン判定勝ちと予想。
プレリムではジャレッド・ブルックスがUFC2戦目に臨む。初戦はTUF4位のエリック・シェルトン相手に苦戦。いつもの勢いもなく、3Rにはダウンも取られて薄氷のスプリット判定勝ち。ブルックスと言えどもUFCの大舞台は勝手が違ったのか。今回はどアウェイのブラジルでの試合で、相手も無敗のフィゲイレード。今回こそはアウェイの日本でも暴れていたブルックスが見たい。
第1試合開始は29日朝8時。速報します。