格闘技徒然草

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★UFC217:第2試合・アレクセイ・オレイニク vs. カーティス・ブレイズ

ヘビー級。ランキング9位オレイニク、12位ブレイズ。
オレイニクはマウントを取られた状態でエゼキエルチョークでタップを奪った試合が今年のベストサブミッション候補と言われる。UFC4勝1敗。しかし40歳で、スタミナ切れでグダグダになることも。
ブレイズはオレイニクが敗れているオミランチェクを破っている。ヘビー級ながら相手をスープレックスで豪快に投げるパワフルなレスラー。が、オミランチェク戦では結果として勝ったものの、13回テイクダウンをしかけて一度も倒すことはできなかった。ヘビー級ランカー最年少の26歳。
タックルでテイクダウンしたブレイズ。オレイニクギロチンに抱えるが、背中を向けて立つ。パンチを貰いそうな危ない立ち方だったが立ってスタンドに。打撃戦。オレイニクパンチが大振り。しかし意外と打撃もいい。ブレイズもボクシングで打ち合う。両者クリンチの体勢からアッパーの打ち合い。離れた。なおもパンチの打ち合い。打撃だと決着早そう。いつになくガンガン打撃で打ってくるオレイニク。ブレイズタックル。またギロチンに抱えたが抜ける。コムロックに抱えて腕十字を狙ったがブレイズ抜いて立った。ブレイズまたタックルでテイクダウン。下から腕十字、三角を狙ったオレイニク。ブレイズ抜くと足をサバいてパス成功。が、オレイニク立ってスタンドに。パンチを打ち込んでいくオレイニク。ブレイズのパンチも入る。また両者片手クリンチからのアッパー合戦。ジョー・ローガンは「ドン・フライ vs. 高山だ!」と大喜び。離れて打ち合いからブレイズのアッパーが入りオレイニク尻餅ダウン!パウンドに来たブレイズにシングルレッグで凌ぐがブレイズこらえてパンチを入れる。離れた。オレイニクグロッキー。ブレイズのパンチをもらいフラフラだがホーンに救われた。
1Rブレイズ。
2R。またパンチで出ていくオレイニク。しかしブレイズのパンチの方が遥かにするどく重そう。オレイニク、動きも落ちているが打撃勝負をやめない。ブレイズまたタックル。タックルをまったく切れないオレイニク。ブレイズのタックルが良いのではなく、オレイニクのTDDがザルすぎ。ハイガードを狙ったオレイニクだが離れて立つ。しかし立ち際に四つん這いのオレイニクに対してブレイズがサッカーボールキックを放ってしまいレフェリー止める。ドクターチェック。
リプレイで見ると蹴りはオレイニクの耳にかすっていた。ドクターが試合を止めた。
ジャッジ陣がVTRを検証。下された裁定はブレイズのKO勝ち。サカボ自体は耳にかすっただけでオレイニクに大きなダメージは与えておらず、ドクターストップは単純にオレイニクのダメージを見て決めた模様。まあ大きなヒットにならなくてよかったが、あのサカボを放つこと自体がいただけない。