格闘技徒然草

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★UFN121:第9試合・エリアス・テオドロウ vs. ダニエル・ケリー

ミドル級。
テオドロウはカナダだが、オーストラリア vs. カナダのTUF Nationsで優勝しているのでオーストラリアでも知名度がある。UFC5勝2敗だがランカークラスには勝ちがない。終盤のスタミナにやや難あり。
同じTUF Nationsに出ていたケリーは4度の柔道五輪代表経験があるオーストラリア版吉田秀彦。TUF Nationsでは一回戦負けしたが、本戦では6勝2敗。元ライトヘビー級王者のラシャド・エヴァンスに判定勝ちしているのが光るが、前回はデレック・ブランソンにKO負け。先月31日の誕生日で40歳になった。フィジカルだのみであまり上手くないが力のある打撃とスタンドでの足払いなどの柔道技を使う。
距離を取り蹴りで攻めるテオドロウ。距離を詰めていくケリーだがパンチの間合いに入れない。組もうとするが組ませないテオドロウ。右ミドルを入れたテオドロウ。パンチを振り回すケリー。クリンチアッパー連打。引き剥がしたテオドロウ。何度も組み付きに行くケリーだがちゃんと組めないのでパンチを入れるケリー。飛び込んでいくがテオドロウの蹴りを貰う。右ミドルを入れるテオドロウ。パンチを入れるケリーだが届かない。ホーン。
1Rテオドロウ。
2R。また組もうとするケリーだがきっちり組ませないテオドロウ。間合いを離して蹴る。強引に投げを狙うケリーだが組めていないので投げられない。しかし組み際に大外刈りで倒したケリー。バックに付いた。しかし立つと正対して離れたテオドロウ。ケリークリンチアッパー連打。しかしテオドロウ振りほどいてハイ。テンカオ。右ハイ。ロー。ケリー組みつくと小手に巻いて払腰を狙ったが倒せず。
2Rもテオドロウ。
3R。テオドロウのパンチや蹴りでバランスを崩すケリー。パンチから四つに組んだケリー。ボディロックから足をかけてテイクダウン。背中を見せたテオドロウにチョーク!喉元に入っているが引き手を掴んで防ぐテオドロウ。反転して上になったテオドロウ。ケリー立って払腰を狙ったが倒せず離れた。また距離を取り蹴っていくテオドロウ。右ハイ。両者疲れが見える。ケリーケージに詰めて行くが組ませないテオドロウ。追いかけるケリーを蹴る。タイムアップ。
判定30-27、30-28、30-26でテオドロウ勝利。