31日
浜本はキックボクサーだが今年6月のラウェイに出場しミャンマーの選手に勝利。ラウェイ王者と紹介されているが、この時の試合の勝者にベルトが贈呈されたというだけ。ラウェイルールでやるならともかく、浜本は次の試合でキックルールで戦って敗れている。公募になった時点でこのクラスの相手になるのは仕方ないか。このメンバーで他のちゃんとした試合よりも扱いが大きくなるのはモヤモヤするが、よく考えたら天心のRIZINでの試合は全部相手のレベルが特に高くなかったのでいつも通りとも言える。
29日
第1試合 75kg契約1R10分・2R5分
北岡悟 vs. ストラッサー起一
UFCをリリースされた(本人は何故か会見で「離脱」と言っていたが)ストラッサーが即RIZIN参戦。しかしなぜか75kg。ライト級に落とせない選手を取ったとしても、この先使い途がないのでは。会見では「72kgで矢地 vs. 五味の勝者と戦いたい」と言っていたが、矢地は五味が相手だから2kgの体重ハンデ戦を受けたのであって、ベストより重い体重にしてまでストラッサーとは戦いたいと思わないだろう。まあ、矢地も以前「67kgで川尻選手と戦いたい」と言っていたので因果応報だが。
北岡の方が不利なウェイトのマッチメークをされる意味がわからない。
66kg契約1R10分・2R5分
高谷裕之 vs. バータル・アズジャブハラン
高谷の相手はチーム朝青龍のアズジャブハラン。DEEPでは大塚隆史や安部路人に敗れている。つまりは本来バンタム級の選手。なのになぜかフェザー級で高谷と対戦。
アズジャブハランはSherdogでは戦績が少ないが、おそらくモンゴル国内での試合が載っていないだけで、もう少し試合経験はあるはず。フィジカルが強く、DEEPの試合でも将来性はありそうだった。が、いきなりRIZINに(階級上で)使う選手でもない。セコンドで来るという朝青龍のおまけか。
JEWELSでプロデビュー戦を勝利で飾り、試合後にいきなりRIZIN出場をアピールして認められた元柔道全日本指定強化選手の渡辺。相手は中村K太郎の妻でベテランの杉山に。だいたいフライ級だが、RENAのスーパーアトム級に続いてフライ級も作るつもりなのだろうか。参戦選手でフライ級は真珠・オークライヤー、中井りん、村田夏南子らがいるが、真珠はまだプロ経験のある選手とは対戦がないし、この中に入れるとしても数年後だろう。まあちゃんと階級を合わせるだけいいが。