格闘技徒然草

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★UFC on FOX26:セミファイナル・リカルド・ラマス vs. ジョシュ・エメット

フェザー級だったがエメットが計量で2.5ポンドオーバーしキャッチウェイトに。ラマスはランキング3位。エメットはランク外。
ラマスは本来ジョゼ・アルドと対戦予定だったが、今月のタイトルマッチで欠場したフランク・エドガーに代わりマックス・ホロウェイと対戦したために変更。アルドとは3年10ヶ月前に当時王者のアルドへの挑戦で対戦したことがあったがその時は判定負けだった。タイトルマッチ以降は5勝2敗で負けた相手は現王者ホロウェイとチャド・メンデス。ファイトスタイルはレスリング+キックで、レスラーながら打撃も強いが、柔術も黒帯でデニス・バミューデスとシャーウス・オリヴェイラからギロチンでタップを奪っている。WECがUFCに吸収されてから今年で7年目。WEC育ちのファイターは総じてベテランの域に入っており、ラマスもすでに35歳。タイトル挑戦のチャンスがあるとしたらあと1回か。
エメットは10月21日に試合したばかり。アルファメール所属で、レスリングのバックボーンがあり、フェイバーっぽいステップで戦う選手。同じレスラーのデス・グリーンにスプリット判定負けした以外は負け無しで、ここまでUFC3勝1敗だが、すべて判定。
ローを入れたエメット。間合いを詰めてパンチ連打。関節蹴り・ミドルを入れるラマス。エメットワンツー。ラマスはロー。ローの蹴り合い。ハイを入れるラマス。エメットのパンチ連打はガードされる。またパンチ連打。ガードしているラマスだが手数ではエメット。距離を詰めて右から返しの左を打ち込んだエメット。アゴに入りラマス失神してダウン!KO!
振り回した左フックがきれいにアゴを捕らえて完全失神。タイトル目前まで行っていたラマス、体重オーバーのエメットに痛すぎる敗戦。
きれいな打撃戦ではなく間合いを詰めてパンチを振り回す展開が得意なエメットのペースにはまってしまったラマス。