格闘技徒然草

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★UFC220:セミファイナル・ダニエル・コーミエ vs. ヴォルカン・オズデミア

ライトヘビー級タイトルマッチ5分5R。
2016~17年にタイトル移動していないのはコーミエとフライ級のDJのみ。ただし、コーミエは昨年7月にジョン・ジョーンズに敗れてタイトルを失ったが、JJの禁止薬物使用が後に発覚したためノーコンテストになっている。その試合は防衛回数にはカウントされず、ノンタイトル戦があったこともあり現在の防衛回数はまだ2回。計量では制限時間残り20分でようやくクリアした。
オズデミアはスイス人として唯一のUFCファイターであり、当然スイス人初のUFCタイトル挑戦。去年2月のUFC初参戦から3連勝。わずか11ヶ月4戦目でタイトル挑戦のチャンスを得た。最近2戦は秒殺KOだが、それだけに未知数な部分が多い。

オズデミア距離を詰めてパンチを打ち込む。コーミエ頭を振って組み付きに行くが引き剥がすオズデミア。パンチを打っていくオズデミア。間合いを詰めてケージに押し込んで殴る。引き剥がしたコーミエ。またプレスする。ケージを背負ったところで組みついたオズデミア。離れる。コーミエ左右のオーバーハンドからタックルに。組み付かせないオズデミア。組みに来るコーミエにパンチを入れるオズデミア。離れた。オズデミアのパンチをディフェンスするコーミエ。ビッグヒットはもらっていないが攻められない。コーミエワンツー。オーバーハンドのフックが入った!オズデミア後退。フックを振り回しながら出るコーミエ。しかしオズデミアのパンチも入る。コーミエパンチで出る。オズデミアのミドルをキャッチしたコーミエ。シングルレッグ。倒した。残りわずかで背中を向けたオズデミア。コーミエバックに回りチョーク!しかしホーン。

1Rコーミエ。打撃でもいいパンチが入っていたが、それより一回テイクダウンを取れてしまったら実力差があるということがわかってしまったのがコーミエにとっては精神的に優位に立てる。

2R。コーミエすぐシングルレッグ。倒した。マウント!ハーフに戻したオズデミアだがすぐ足を抜いてクルシフィックス。固定してパウンド。身動きが取れないオズデミア。レフェリー止めた!

コーミエ圧勝。オズデミアのテイクダウンされた後のウィークポイントが大きすぎたが、スタンドでも攻勢だったコーミエが王者の風格を見せた。