格闘技徒然草

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UFC on FOX27:第6試合・ケイトリン・チューケイギアン vs. マラ・ロメロ・ボレラ

女子フライ級。チューケイギアンはこれまでバンタム級で、現在11位。ボレラはフライ級の9位。

ローカル団体CFFCのフライ級&バンタム級同時二冠王だったチューケイギアンは、UFCではフライ級がなかったためバンタムで戦い2勝1敗。今回はベストウェイトに戻しての試合となる。ローカルから判定率高めだったが、UFCではアウトボクシングで手数で上回る戦い方で、3試合とも判定。女子フライ級ではかなり長身の175cm。

ボレラは唯一のイタリア人女子UFCファイター。前回はUFCデビュー戦対決で、ブラジルのカリンドラ・ファリアからタックル→あっさりマウント→バック→チョークで快勝。ただファリアが弱いのかボレラが強いのかはわからなかった。柔道・柔術・キックの経験がある。

両者声を出しながら打撃を繰り出すホーリー・ホルムスタイル。ボレラのパンチがヒットしちょっと距離を詰めたが深追いはしない。間合いに入らない打撃戦が続く。両者とも明確なポイントがないまま1R終了。

2R。打撃戦からボレラがタックルに入る。押し込むが脇を差したチューケイギアン。ボレラは首相撲から膝を入れて離れる。ボレラがセンターをキープしているがやはり両者クリーンヒットがないままの打撃戦が続き2Rも終了。

3R。フィニッシュの予感がない打撃戦ばかりが続きブーイングが大きくなる。ボレラタックル。ボディロックから外掛けテイクダウン成功。チューケイギアンが三角に捕らえたが足のクラッチが逆。抜いて立ったボレラ。打撃戦に戻ってタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でチューケイギアン勝利。