格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN125:オッズ/予想と展望

LYOTO 2.70
エリク・アンダース 1.43

ジョン・ダドソン 1.61
ペドロ・ムニョス 2.25

ヴァレンチーナ・シェフチェンコ 1.14
プリシラ・カショエイラ 5.35

マイケル・プラザレス 1.57
デスモンド・グリーン 2.35

ディモシー・ジョンソン 2.45
マルセロ・ゴルム 1.54

アゴ・サントス 1.67
アンソニー・スミス 2.10

セルジオ・モラエス 2.80
ティム・ミーンズ 1.38

アラン・パトリック 1.47
ダミア・ハゾヴィッチ 2.65

ダグラス・シウバ・デ・アンドラ2.20
マルロン・ヴェラ 1.63

ユーリ・アルカンタラ 1.80
ジョー・ソト 1.87

デイヴィソン・フィゲイレード 1.61
ジョセフ・モラレス 2.25

マイア・スティーブンソン 2.90
ポリアナ・ヴィアナ 1.37

LYOTOが育った街・ベレンで初めて開催されるUFC。当然メインを張るのはLYOTOしかいない。LYOTOは禁止薬物検出により18ヶ月の出場停止処分を受けていたが、昨年10月に復帰戦でデレック・ブランソンと対戦し、1RKO負け。出場停止前から3連敗となり、今年40歳になるLYOTOは崖っぷちに。地元開催とはいえ、2ヶ月強での復帰戦はリスクも大きい。

相手のアンダースは30歳だがMMAプロデビューからまだ2年半。UFCも去年初めて参戦したばかりのルーキー。高校・大学時代はアメフトをしており、NFLのチームとも契約を結んでいた。アメフトをしていた当時は体重が110kg近くあったとのこと。その後、アメフトの道を断念し、MMAに転向。プロキャリアは浅いが、アマチュアで22戦も行い、しっかりと基礎を作ってからプロデビューしている。UFCではデビュー戦でいきなりベテランのハファエル・ナタウに1RKO勝ちして引退に追い込み、2戦目もブラジルのマルクス・ペレスに勝利。試合後のマイクで「ブラジルの敵地でLYOTOと対戦したい」というアピールを行い、今回その要望どおりの試合が組まれた。

3連敗中のLYOTOに対し、アンダースはMMA10戦全勝6KO。柔術も紫帯を取得しているが、組技ではLYOTOが上だろう。かつてのLYOTOはスタンドで距離を制して相手の打撃をもらわないスタイルだったが、ここ3試合はすべて打撃を効かされて敗れており、打たれ弱くなってきている。強打の相手は厳しいか。

アンダースKO勝ち。

セミ前ではバンタム級ランキング1位のシェフチェンコがフライ級に転向しての初戦が組まれている。シェフチェンコMMAでは現王者アマンダ・ヌネスに2度敗れたのみで、2戦とも内容は僅差だった。前回の昨年9月のタイトル戦ではスプリット判定負け。試合後、ジャッジがおかしいと抗議し、またタイトルに挑戦すると宣言していたが、今回から階級を落とすことに。相手はUFCデビュー戦のカショエイラだが、フライ級はまだレベルがそれほど高くないので、シェフチェンコが勝てばすんなり次期タイトル挑戦者になりそう。

第1試合開始は4日朝9時から。速報します。