格闘技徒然草

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PANCRASE293:第6試合・GONO vs. 脇本恭平

 

ウェルター級3分3R。

昨年、久々にパンクラスに復帰したGONO。戦極時代にウェルターで3連勝していたが、ライトに落とすとそこから3連敗。Bellatorでのチャンドラー戦後にMMA引退を表明したが、DEEPで復帰したものの2戦して勝ち星なし。DEEPからの引退勧告を拒否したことで上がるリングがなくなったが、アンドレ・ベンケイに誘われてブラジルで再起。しかしブラジルでもトラブルが多く、去年からまた日本に戻りGRABAKA所属に戻っている。パンクラス復帰初戦はランカーのアキラ相手にクローズドガードに終始し判定負け。今回から階級も全盛期のウェルターに戻す。

相手はプロ2戦2勝の脇本。立命館大レスリングの主将で、全日本大学選手権96kg級では準優勝。柔術も紫帯のグラップラー。キャリアでは大きな差があるが、ビッグネームに勝利できるか。

いきなり間合いをつめた脇本。押し込んだ。シングルレッグで倒す。GONO反応良く上を狙うが脇本がさらに上回り上を取る。寝かせてパウンド。GONO上半身を起こして立とうとするが立てない。脇本立つとGONOの蹴り上げをかわしてパウンド。GONOもぐって上を取り返す。脇本のタックルをがぶり1R終了。

2R。四つで押し込んだ脇本。膝を入れ合うがブレイク。GONOが押し込みスタンドでバックを狙うが脇本首投げで投げた。袈裟で押さえ込む。GONO足を絡めて反転。上になり肩固め。かなり深いが決まらない。マウントに移行しパウンドを落としたがホーン。

3R。脇本タックルで倒すがGONO立った。GONO逆にタックル。脇本こらえて鉄槌・肘を入れる。上になるGONOだが脇本立つ。四つから膝を入れたGONOだがローブロー。再開。脇本タックルを切られるがシングルレッグからテイクダウン。残りわずかでパウンドを落とした脇本。タイムアップ。

判定29-28GONO、29-28脇本、29-28GONO。スプリットでGONO久々のパンクラスでの勝利。