格闘技徒然草

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PANCRASE293:第9試合・手塚裕之 vs. グライコ・フランサ

ウェルター級5分3R。ランキング4位手塚。

プロキャリアまだ6戦の手塚。勝ちはすべてKO。プロ3戦目で元UFCファイターのドゥトラに代役で挑むとダウンを奪い大健闘。続く高木戦もドクターストップで敗れたが、パンチで凄まじい猛攻を見せてインパクトを残した。昨年は2戦して2KO勝利。今回、ドゥトラ以来のUFCファイターとの対戦に。

フランサはTUFブラジル4ライト級で優勝。TUF後の連敗でリリースされたが、相手は現ランカーのジェイムス・ヴィックとエリートレスラーで無敗のギレスピー。まだ27歳と若いし、UFCも切るのは早すぎたのでは?リリース後はウェルターに上げて4試合連続フィニッシュ勝利。

両者1Rは警戒して手が出ない。フランサは単発のパンチのみ。1R二者フランサ、一者手塚。

2Rに入り、手塚が手数を増やす。連打を打ち込むようになってきた。しかしフランサのジャブでバランスを崩す。手数は少ないフランサだがプレッシャーをかけられる手塚。2Rはぐらついたパンチで三者フランサに。

3R。KOするしかない手塚がプレスして手数を出していく。攻めているがフランサが出てこないのでKOチャンスがない。手塚レッグダイブで飛び込むが倒せず。フランサがダースで引き込み。手塚スラムで叩きつけて外す。残りわずか。パウンドラッシュ。しかしフランサガードを固めて逃げ切り態勢。タイムアップ。

判定は1R手塚に入れたジャッジのみ手塚を支持したがフランサがスプリット判定勝ち。