格闘技徒然草

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PANCRASE293:第10試合・小川徹 vs. 翔兵

フライ級5分3R。ランキング6位小川、7位将兵

今はなきSRC道場所属だった小川。ジム閉鎖後はTRIBEに所属。無敗でネオブラを制した後、上田将竜にスプリット判定で敗れて初黒星を喫したが、10月の山本篤戦では打撃で圧倒し、最後はタックルにカウンターの膝を合わせてKO勝ち。同階級の後輩である若松がメインでタイトルに挑戦することは当然意識しているはず。

柔道で国体2位の実績がある翔兵は山本にはスプリット判定勝ち、上田将竜には判定勝ち。しかし春日井にはバックからのチョークで一本負けすると、昨年10月に若松と対戦。1Rはタックルからバックキープを続けてポイントを取ったが、2Rにパンチでダウンを奪われパウンドでKO負け。

飛び込んでパンチを入れていく翔兵。小川はそこにカウンターを合わせていくが、自分からは手が出ていない。翔兵がヒット数で上回る展開。残り20秒で小川タックルに入るが、翔兵片足でこらえてパンチを入れる。1R翔兵。

2R。出るしかなくなった小川。自ら出てパンチを出していくが、打ち終わりに翔兵のワンツーが入りダウン!追い打ちに行かず立たせるが、出て来たところにまたカウンターを狙っていく。小川出るが打たれてしまうの繰り返し。2R翔兵。

3R。翔兵、若干逃げ切り態勢に。小川がパンチで攻める展開に。判定なら勝ちは濃厚な翔兵だが、後手になるのは良くない。カウンターは狙っているが、小川が押し気味。翔兵、残り2分でケージに押し込み時間を使う。小川引き剥がすがまた押し込み。残り時間が少ない。出て来た小川にカウンターのタックルでテイクダウン。小川立つがタイムアップ。

判定3-0で翔兵勝利。