格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

PANCRASE293:メインイベント・仙三 vs. 若松佑弥

フライ級タイトルマッチ5分5R。

35歳の仙三と22歳の若松だが、MMAプロデビューは仙三が4年前・若松が3年前とキャリアの差は少ない。仙三はプロボクシングからの転向。距離を取ってのアウトボクシングスタイルで、プロで唯一敗れた(不戦敗除く)マモルをタイトルマッチで完封して王座戴冠。

若松はプロ8戦で判定は1度のみ・7KO勝ち。お互いストライカーだがスタイルは異なる。若松が勝てば、階級制になってからのパンクラス最年少での王座獲得になる。

サークリングする仙三。若松間合いに入っていかない。仙三が飛び込んでパンチを打ち込む。若松冷静にかわしてはいるが、間合いを詰められない。仙三がフェイントをまじえつつパンチを打ち込んでいく。パンチがヒットし若松ちょっと後退。チャンスと見た仙三が間合いをつめてラッシュ!若松パンチを返して凌ぐ。1R三者仙三。

2Rもサークリングする仙三。若松は1Rを落としたことで前に出て行く。仙三の飛び込みにもカウンターを狙っていく。両者KOを狙っているが紙一重でビッグヒットはもらわない。僅差のままラウンド終了。ジャッジ割れて二者若松、一者仙三。

3R。仙三がパンチだけでなくロー、膝などで攻める。左ボディが入り若松動きが止まる。仙三のラッシュ!膝!若松凌ぐが3R再び三者仙三。

4R。初めての4Rのためか、足が止まっている若松。年上の仙三は変わらず攻め続ける。仙三の飛び込みにもガードを固めて守るだけになっている若松。逆に仙三はノッてきた。シャットアウトからパンチを打ち込む。このまま仙三ペースで進むかと思われた終盤に若松の右が入り仙三ぶっ飛んでダウン!若松すかさずパウンド!動かないと止められるので仙三なんとか立ち上がるが足元がおぼつかない!クリンチで凌ごうとするが若松引き剥がしラッシュ!ホーンに救われた仙三。

5R。ダメージの残る仙三。若松も動きは落ちているが攻める。仙三肘を打ち込む。完全にガードが下がっている若松だが出て行く。仙三のジャブがヒット。首相撲から膝!そして肘!若松グロッキー!膝を打ち込む仙三。若松ダウンは拒否するも、打たれるままになりレフェリー止めた!