格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC221:第7試合・ダミアン・ブラウン vs. “マエストロ”キム・ドンヒョン

ライト級。

UFC2勝3敗の地元ブラウン。6戦目だが、うち5戦はオーストラリアとニュージーランドでの試合というご当地枠。前回は体重オーバーしたフランク・カマチョと激闘の上、スプリット判定で敗れたがカマチョのパンチを貰いながらも引かずに打ち合い、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞している。相手のマエストロは前戦で五味にKO勝ちしているが、ブラウンも五味に勝っているジョン・タックに判定勝ちしている。

エストロはブラウン同様打たれても打ち返すスタイルで盛り上げはするが、実力的にはUFCでは厳しい。ブランドン・オライリー戦は勝ちにこだわってテイクダウンから固めて勝利。次戦はイージーファイトでKO勝ちして一応は連勝中。

両者スタンドで慎重。間合いのギリギリ外でジャブや蹴りで牽制しあう。ローで足を払って倒したブラウンだがマエストロはすぐ立つ。また右ロー。飛び込もうとするマエストロだがブラウンがワンツーを入れる。マエストロ左ハイ。マエストロ残り30票になりサークリングで入っていかない。勝ち逃げ態勢?ブラウンも出ない。ホーン。

1R手数ではマエストロ。

2R。若干手数が増えてきた両者。ミドルを入れたマエストロ。ブラウン間合いを詰めてきた。静かな展開が続く。ブラウンプレスはするがなかなか手が出ない。ジャブを入れたマエストロ。残り1分。遠い間合いから単発の蹴りを入れるマエストロ。パンチをまとめる。残りわずかになるとまた距離を取り逃げ切り態勢。ローをもらってバランスを崩したが効いてないアピール。ホーン。

2Rほぼ五分。

3R。ヒット&アウェイでパンチを打ち込んでいくマエストロ。ブラウンはプレスするがやはり手数が足りない。マエストロが出てくる所に打ち返していく。しかしやはり間合いの外での見合いが続く。どちらも自分が勝っているというポイント計算なのかペースを変えようという意志が感じられない。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでマエストロ勝利。どちらも攻めに行かないままジャッジに勝利を委ねた結果。