▼RIZIN MMA特別ルール 61.0㎏ 5分3R
堀口恭司(アメリカン・トップチーム)
vs
イアン・マッコール(アメリカ)
元UFC同士の対戦。マッコールは年末はほぼ何もできないまま流血で試合を止められてしまったが、今度は真価を出せるか。
カラジャニスはMMA3勝3敗。昨年、RENAと対戦が決まっていたアンディ・ウィンを、直前の試合で破ってKOTC王座を獲得している。とはいえ、ウィンがKOTC王座を獲得したのはMMA1勝2敗の時で、相手はデビュー戦だったことを考えると、KOTC王座自体が微妙。今まで呼んだRENA級の選手と同等の実力か。同じトーナメント王者の初戦だが、レベルにだいぶ差がある。
これは単純に面白いカード。59kgという半端な契約体重なのはちょっとだけモヤモヤするが、このカードならそれほど気にすることはないか。
ウェイリー・ジャンはクンルンファイトMMA、TOP FC王者で、MMAはデビュー戦で敗れたのみで16連勝中という、けっこうな強豪。53kg級が村田しかいない状態なのが気がかり(そもそも今のRIZIN女子に4階級も5階級も必要なのかも疑問)だが、勝てば定期参戦も期待できるか。
▼キックボクシングルール 63.0㎏ 3分3R
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級3位)
vs
3・18RISE WESTトーナメント優勝者
那須川天心の参戦も決定したが、今回はキックルールとのこと。キックでやるならお茶濁しの相手ではなく可能な限りの強豪と当てて欲しい。ムエタイのトップ選手とか。先日のKNOCK OUTを見たら、これまでのRIZINの試合は全部霞んでしまう。
RIZIN 5.6 福岡は「RIZIN.9」に。7月・9月・大晦日にさいたま、8月に愛知。榊原氏「今年のテーマは冒険」 – BOUTREVIEW
「セカンドシリーズ的なスピンオフ大会も企画している」という。ナンバーシリーズの大会だけでは契約中の選手の試合を全部盛り込むことが難しいため、中規模の大会を別シリーズでプラン中だ。「後楽園ホールとかでやって、他のプロモーションと食い合いをしてもしょうがない」とのことで、もう少し大きな規模の大会となりそうだ。
これは地上波ではやらないだろうし、採算がとれるのか?PRIDEは武士道のせいで赤字が嵩んで破綻したが。経験を積ませるなら、選手を育てた団体にRIZIN提供試合として貸し出すだけでいいと思うが。