女子フライ級。
元ボクシング王者ハーディ。MMAデビュー戦となった昨年のニューヨーク大会では4勝5敗の相手に3RKO勝ちしたが、2戦目はデビュー戦のキックボクサー相手にまさかのKO負け。勝ちを大きく落とした。
今回の相手フルトンはMMA2勝3敗の37歳。咬ませ犬だが、1勝1敗で36歳の相手としてはそこまでミスマッチではないか。こちらもバックボーンはボクシング。
組みついて押し込んだフルトン。ダブルアンダーフック。ハーディギロチンに抱えるが密着され外される。膠着。ハーディ膝を入れていく。またギロチンに抱えるが抱えているだけ。シングルレッグに切り替えたフラトン。倒せず膠着。ようやく脇を差して切ったハーディ。固めてパウンド。サイドバックからチョーク。形に入っているようには見えるが、バックマウントではないので決まらない。ゴング。
1Rハーディ。
2R。ハーディ蹴るがフルトンがキャッチしてテイクダウン。ガードを取るハーディ。両者ここから何もない。足で距離を作って起き上がったハーディ。なおもタックルに行くフルトンだがハーディ潰してパウンド。殴られるフルトン。体勢を変えるとバックに。チョークを狙うが体が横にずれて決まらず。下に。ガードを取ったハーディ。下からオモプラッタを狙う。ゴング。
2Rもハーディ。
3R。ようやく打撃で打ち合う両者。元ボクサーのはずのフルトンだが距離を取って蹴り。また組んだ。押し込み膠着。ブレイク。フルトンまた押し込み膠着からのブレイク。ハーディがパンチを入れていくがすぐまたフルトンがクリンチから押し込み。フルトンも押し込んでいるだけでそこから攻めがなくブレイク。残り時間がないがまたクリンチするフルトン。投げたハーディだが勢い余って下に。タイムアップ。
29-28、30-27×2の3-0でハーディ勝利。
プロレベルとしては最底辺の試合。せめてボクシングに見るべきものがあればよかったが、それすらなかった。
