格闘技徒然草

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UFN126:第6試合・ジャレッド・ゴードン vs. ディエゴ・フェレイラ

ライト級。

ローカルではフェザーで試合をしていたゴードン。UFC初戦でいきなり体重オーバーをやらかし、2戦目からライトに変更。アグレッシブに攻め続けるスタイルで2連勝。ボクシング・レスリング・柔術がバックボーン。若い頃にはホームレスで、何度か薬物中毒になり死にかけたこともあったが、現在は克服している。

フェレイラはUFC3勝2敗。ブラジル生まれだが、23歳からテキサスに移住。MMAデビューもテキサスで、UFCデビューまでずっとテキサスで試合をしている。今回はUFCデビュー戦以来の地元凱旋。前回の試合後、USADAの検査で禁止薬物が検出。本人は禁止されていると知らなかったとして、17ヶ月の出場停止処分が下っており、これが処分明けの初戦。身長173cmはライト級では低めだが、リーチは188cmもある。

打撃戦からフェレイラのローが急所に直撃。タイムストップ。再開。フェレイラがまた打撃で攻めるが、再度ローブロー。しかもローブローの後に追撃でパンチを打ち込んでいる。再開。ゴードン四つから外掛けテイクダウンを狙ったが倒せず離れる。また間合いたフェレイラ。両者足を止めてパンチの打ち合い。フェレイラの左がアゴに入ってゴードンダウン!マウントを取ったフェレイラ、ゴードンの右腕を左手で背中越しに糸通しに捕らえた上で、右でゴードンの顔面にパウンドを落とす。そのままバックマウントになり殴るフェレイラ。動けないままパウンドをもらい続けるゴードンを見てレフェリー止めた。

フェレイラ快勝で復帰戦を勝利で飾る。ローブロー直後だけに若干もやもやしたものも残るKO劇。