格闘技徒然草

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UFN126:第10試合・ジェイムス・ヴィック vs. フランシスコ・トリナウド

ライト級。ヴィック12位、トリナウド14位。

UFC8勝1敗のハイアベレージながら、いつまでもランカーとの対戦が組まれなかったヴィック。前回はジョセフ・ダフィーとのもうすぐランクイン対決でKO勝ち。ランカーとの対戦が組まれないままランクインを果たした。現在、3試合連続フィニッシュ勝利中。特に最近はボクシングが向上している。今回は地元テキサスでようやくランカーと組まれたが、下位ランカーで同じ扱いが悪いトリナウドが相手。

トリナウドはUFC戦績12勝4敗で、最近の成績はヴィックと同じく8勝1敗。しかしやはりあまりチャンスが与えられず、なかなかランキングに入れなかった。トリナウドの場合は最初の3勝はフィニッシュ勝利だったが、その後の9勝のうちフィニッシュが1回しかないというのも影響しているか。今年で40歳となる、ライト級以下では最年長ファイター。

長身のヴィック。身長差がかなりある。距離を取りサークリングするヴィック。サイドキックが顔面にヒット。右ミドル。前に出ながらパンチの4連コンボを打ち込むヴィック。トリナウド組みつくと押し込んだが引き剥がされた。トリナウドの左がヒットするが、ヴィックの右をもらいダウン!フラッシュ気味ですぐ立つ。タックル。倒した。ヴィックギロチンに抱えるがパスされ逆に肩固めを狙われる。外れたが今度はトリナウドがギロチン。けっこう深い。が、足のロックが外れて解けた。またスタンドに。ヴィックのパンチをもらうトリナウド。ヴィックサイドキック。飛び膝からパンチ連打。トリナウド左のオーバーハンドを打ち込むが、顔面まで届いていない。ホーン。

1Rヴィック。

2R。距離を取るヴィック。右ハイ。ワンツー。右ミドル。飛び膝。右ハイ。翻弄されるトリナウドだが組みついた。バックに回り投げたが、すぐ立たれた。正対したヴィックは逆にテイクダウン。パウンド。トリナウドが立つと離れた。右ハイ。サイドキック。トリナウドもパンチを出していくが届かない。ヴィックジャブを入れていく。右ミドル。ボディ、顔面にサイドキック。ホーン。

2Rもヴィック。

3R。トリナウド出ていくが、ヴィックが飛び膝やサイドキックをヒットさせていく。トリナウド飛び込んでパンチをヒットさせる。ヴィック離れて打撃を入れていくだけで打ち合う気無し。会場からはブーイング。トリナウドは芸がなく前に出ていくだけ。タイムアップ。

3Rも手数でヴィック。

三者29-28ヴィック勝利。

勝ったが1Rにダウンを奪ったにも関わらず、2R以降流しての勝利では、今後チャンスを与えられるか微妙なところ。