格闘技徒然草

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UFN126:セミファイナル・デリック・ルイス vs. マルチン・ティブラ

ヘビー級。ルイス7位、ティブラ9位。

ルイスは昨年6月にマーク・ハントと対戦しKO負け。足の怪我で引退するという話もあったが、結局現役続行となり、10月にヴェウドゥム戦が組まれたものの、今度は計量後に背中の痛みがひどくなり欠場してしまった。生粋の喧嘩屋でひたすら殴り勝つスタイル。

ハントに敗れ、前回はヴェウドゥム戦が流れたルイスに対し、ティブラは前回ハント戦が組まれていたが、ハントが欠場して代役のヴェウドゥムと対戦し敗れた。UFCでの3勝中2勝がKOだが、柔術茶帯でローカル時代は一本勝ちも多かった。ルイスにとっては苦手とするタイプか。オッズもティブラがフェイバリット。

ルイスいきなりタックルに入り倒した。ハーフから足を絡めたディブラ。カーフスライサーに入るが抜けた。がぶりの体勢になるとバックに回るルイス。しかしティブラが立つとバランスを崩して仰向けに倒れた。ティブラマウント。ルイス亀から起き上がって前に倒すと立ち際のパンチでダウンを奪う!すかさずパウンド!連打を打ち込むがティブラホールディングして凌ぐと脇を掬ってスイープ。ハーフでしっかり押さえて殴っていくティブラ。残り20秒でマウント。ルイス亀になり、また立とうとしたが潰されまたマウント。ティブラがアメリカーナを仕掛けるがホーン。

1Rルイス。

2R。ルイス様子見していたが飛び込んで右。さらに前に出ながら連打を打ち込むが、ケージまで追い込んだところで組まれてしまいテイクダウンされる。ティブラサイド。ルイスまた亀から立とうとするとティブラは両足フックしてバックマウント。揺すって前に落とそうとしたルイスだが落ちなかった。マウントに。ルイスまた亀になり前に落とそうとする。ティブラ耐える。落とせなかったが倒れ込んだ瞬間にスクランブルから立とうとする。しかしまた上を取ったのはティブラ。マウントから肘。残り1分。ルイス疲れて動かない。肘をディフェンスするだけ。ホーン。

2Rティブラ。

3R。ルイス右ハイ。ティブラは顔面にサイドキック。関節蹴り。遠い間合いから打撃を入れていくティブラ。ルイスは動かず力をためているか。ワンツーを入れたルイス。ティブラ前に出てケージに押し込んだ。ティブラシングルレッグに入る。さらにタックル。腕を一本入れて凌いだルイス。逆に支釣込足で倒したルイス。ティブラ立つがそこにパンチのラッシュ!アゴに入ってティブラ膝からダウン!足にしがみつくティブラにパウンド!KO!!

テイクダウンされ一方的でスタミナも切れて絶体絶命のところから一発逆転KO。ルイスらしさ全開の試合。