格闘技徒然草

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UFC222:第1試合・ジョーダン・ジョンソン vs. アダム・ミルステッド

ライトヘビー級。

D-1レスラーのジョンソンはUFCデビューから2連勝中だが、いずれも判定。

ミルステッドはUFCデビュー戦はKO勝ちしたが、2戦目はカーティス・ブレイズに負傷により戦闘不能となりTKO負け。が、試合後にブレイズからマリファナが検出されノーコンテストに。ヘビー級では105kg程度だったが、今回からライトヘビー級に転向し、計量はリミットちょうどでクリアしている。

1R。打撃戦。お互いパンチのみの打ち合い。ジョンソンが組み付こうとしたが引き剥がすミルステッド。ミルステッドの右フックがヒット。ジョンソンがタックルで飛び込んだが切られた。しかしケージを背負わせてタックルに。ボディロックしてテイクダウンを狙う。ミルステッドはケージで耐える。引き剥がしてパンチからハイキックを入れたミルステッド。ジョンソンまたパンチから組みついていきケージに押し込む。押し込んで膝を入れるジョンソン。ホーン。

1Rはスタッツはほぼ五分。打撃ではややミルステッドが押していた気がした。

2R。口が半開きのミルステッド。パンチから前に出たが足がもつれてつまづく。ジョンソンまたタックルから押し込む。押し込みながら細かいパンチで嫌がらせするジョンソン。ミルステッドは引き剥がしてパンチを入れようとするが、ジョンソンが押し込み続ける。ブレイク。ミルステッドが右を入れるがジョンソンが組みつくとスタンドでバックに回る。投げて倒そうとしたが膝をついてこらえたミルステッド。正対。押し込みながら太ももにパンチを入れるジョンソン。ミルステッドはこのラウンドはこらえるだけになってる。またブレイクがかかるが残り30秒。単発の打撃戦のみでホーン。

2Rジョンソン。

3R。ミルステッドがパンチで先手を取る。右がヒットしぐらついたジョンソンだがすぐタックルに。押し込ませずに引き剥がしたミルステッド。右フック。何度も右フックを放つミルステッド。パンチで前に詰めていくジョンソン。ケージが近くなったところでタックルに入ったが受け止められ離れる。ジョンソンシングルレッグ。足を担いで倒したが、ミルステッドは寝かされずにスイッチでこらえる。立った。ジョンソンなおもタックルで倒そうとするがミルステッドはパンチ・膝を入れる。残りわずか。ミルステッドが入れ替えてパンチを打ち込みホーン。

3Rは最後の印象でミルステッド。微妙な1R次第。

29-28ジョンソン、30-27ミルステッド、29-28ジョンソン。スプリットでジョンソンがUFC3連勝。

勝ったが微妙な内容。タックルからは尻餅までで、寝かせることはできなかった。この程度のレスリング力なら打撃で打ち合う力がもっと必要。

ミルステッドは2Rに押し込まれすぎた。1Rが微妙だったので、もっと早めにあの体勢から抜け出すべきだった。