格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN127:オッズ/予想と展望

ファブリシオ・ヴェウドゥム 1.41
アレキサンダー・ヴォルコフ 2.75
ジミ・マヌワ 1.48
ヤン・ブラホヴィッチ 2.60
トム・デュケノワ 1.29
リオン・ウェア 3.50
レオン・エドワーズ 1.33
ペーター・ソボタ 3.20
ジョン・フィリップス 1.63
チャールズ・バード 2.20
ダニー・ロバーツ 1.43
オリバー・エンカンプ 2.70
ジャック・マーシュマン 2.00
ブラッド・スコット 1.71
ダニー・ヘンリー 3.00
ハキーム・ドワード 1.36
ポール・クレイグ 3.90
マゴメド・アンカラエフ 1.24
ティーヴィー・レイ 1.57
ケイジャン・ジョンソン 2.35
マーク・ゴビアー 2.80
デミトリー・スソノフスキー 1.38
ナスラ・ハクパレス 1.83
ナッド・ナリマニ 1.83

3年連続、この時期に行われるロンドン・O2アリーナ大会。今回はレジェンドのマイケル・ビスピンのおそらくMMA引退試合が組まれると思われていたが、対戦相手選びに難航。結局ビスピンの試合は見送りとなり、あまりロンドンと縁がないヴェウドゥムとヴォルコフのヘビー級戦に。

前ヘビー級王者ヴェウドゥムはミオシッチにタイトルを奪われてから3勝1敗。新陳代謝が薄いヘビー級だけに、まだランキング3位につけているが、アリスター以外は全員下位ランカー。なかなかタイトル挑戦の機運が盛り上がってきていない。次期挑戦者はライトヘビー級王者のダニエル・コーミエに決定している。今回の相手ヴォルコフもまたランキング7位で、ヴェウドゥムにとっては美味しい相手とは言えない。

UFC参戦以来3連勝中のヴォルコフにとってはチャンス。勝てば一気にタイトルコンテンダーの有力候補になる。

極真出身のヴォルコフに対し、ヴェウドゥムは打ち合いで勝負できるくらい打撃が向上している。と言ってもやはり寝技あってこそ。その寝技に持ち込むテイクダウンがあまり強くないので、一本勝ちするとしたら打撃で優勢になり、嫌がった相手がタックルに来たところをカウンターのギロチンなどで仕留めるパターンか。純粋な打撃戦ならヴォルコフ。しかし寝技のプレッシャーがどれだけヴォルコフにあるか。組みを気にすればヴェウドゥムにもKOチャンスはある。

予想はヴォルコフの判定勝ち。

セミ前には地元BAMMAでバンタム&フェザーの二冠を同時に制覇したデュケノワが抜擢。UFC初戦はスタンドでプレスして消耗させた上、肘を入れてKO勝ちしたデュケノワだが、次戦のコーディ・スタマン戦ではテイクダウンを許すとパスで削られ、消耗した終盤には試合を諦めていた。かなりがっかりな内容で、2戦目で早くも底が見えてしまったが、まだ24歳と若い。相手のウェアはUFC0勝2敗。負けた相手はスタマンと、デュケノワ同様期待の新星であるショーン・オマリー。咬ませ犬には定評のあるウェアにはきっちり勝ちたいところ。

第1試合開始は明日午前2時45分。計量直前に1試合が消滅したが、開始時間は変わらない模様。速報します。