格闘技徒然草

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UFN127:第2試合・スティービー・レイ vs. ケイジャン・ジョンソン

ライト級。

地元スコットランドのレイはUFC5勝2敗。ストライカーだが、前回はポール・フェルダーに首相撲からの膝をもらってダウンし、パウンドでKO負け。

ジョンソンはUFCデビュー戦はバン・テヒョンにKO負けしたが、その後3連勝。前回はアドリアーノ・マルチンス相手に終始サークリングし続ける展開。3Rに入り、じれたマルチンスが出てきたところにカウンターのパンチを打ち込んでKOした。

間合いに入らない両者。レイが出ていくとジョンソンまた距離を取る。前蹴りを軽くボディに入れるジョンソン。牽制の蹴り合いが続き、観客早くもブーイング。ケージ際をサークリングするジョンソンにバックキックを打ち込んだレイ。ステップし続けるジョンソン。レイが接近して来てもステップし、間合いを詰めてくると大きなステップでかわす。軽い前蹴りなどでヒット数を稼いでいくジョンソン。左右にステップされ捕まえられないレイ。会場はブーイング。出ていかないレイが悪い。ホーン。

1R、ヒット数だけならジョンソンだが…。

2Rも同様に左右へのステップを続けるジョンソン。ジョンソン突如飛び込んでパンチを打ち込みケージ際まで飛ばされるレイ。ジョンソンタックルに。テイクダウン。しかしレイはギロチンに。けっこう喉元に入っていたが足が絡めず外される。立とうとしたレイからスクランブルでバックを取るジョンソン。膝を入れるとボディロックからまたテイクダウン成功。ケージを使って立ったレイ。正対。テイクダウンを狙うジョンソンにヒジ。そして投げて倒す。しかしジョンソンは押さえ込まれる前に立った。離れる。レイ前に出て左を打ち込むが空振り。左右にステップするジョンソン。レイがパンチで飛び込むと体勢を低くしてかわしたジョンソン。潰して上になるレイだが、ジョンソンはケージで立ち上がると投げを狙う。両者投げの打ち合い。スクランブルの攻防から上を取り返したレイだがホーン。

2Rジョンソン。

3R。またレイが出て行く。ジョンソンは左右にステップを繰り返す。パンチを打ち込むレイ。飛び込んで左がヒット。ちょっとぐらついた。また距離を取るジョンソンだが足元がふらついている。効いているか。レイがパンチで飛び込んだがジョンソンタックルに。投げの打ち合いから上を取ったのはレイ。ジョンソン転がって足関に。しかし入らせないジョンソン。レイは仕方なくガードを取る。バタフライ。ジョンソンはパスを狙う。残り2分。パウンド。レフェリーブレイク。若干島田的なレフェリング。またパンチを入れたレイ。スーパーマンパンチもヒット。ジョンソン、フットワークに切れがない。レイの飛び込んでのパンチをもらっている。レイはそこからタックルに。両足を畳んでテイクダウン成功。パウンド。ホーン。

3Rはレイだが…。

29-28ジョンソン、29-28レイ、29-28ジョンソン。スプリットでジョンソン勝利。1,2Rジョンソンなら特におかしい判定ではないが、地元びいきの会場からはブーイング。

前回は結果的にKOしたから問題視はされなかったが、この戦い方は格闘技としてどうなのか。RIZINだったら即イエローカードが出る戦い方。少なくとも金を払って見たいとは思えない。