ライトヘビー級。
地元スコットランドのクレイグだが、UFCデビュー戦は引き込みからの腕十字で勝利したものの、その後2戦連続1RKO負け。前回はカリル・ラウントリーの打撃にビビって下がってしまいパウンドで失神KO負け。
UFCデビュー戦となるアンカラエフは25歳。ダゲスタン共和国出身で、グレコとコンバットサンボでロシア王者になっている。MMAは10戦全勝で、プロデビュー後4戦はすべて判定だったが、その後の6戦では5KO勝ち。
ジャブで距離を測るクレイグ。アンカラエフはローで牽制。前に出て左のダブルをヒットさせる。また左のダブルがヒット。さらにミドルを入れた。ケージまで下がったクレイグ。組みついてボディに膝を入れたクレイグだが、膝がアンカラエフの急所にヒットしタイムストップ。再開。プレスしていくアンカラエフ。またケージ際まで下がったクレイグだがミドルをヒットさせる。アンカラエフのジャブがヒット。クレイグシングルレッグに。受け止めたアンカラエフがボディに膝。しかしクレイグはケージまで押し込む。入れ替えたアンカラエフ。パンチを入れたがクレイグタックルに。倒した。アンカラエフが返そうとしたが、クレイズ上をキープしサイドに。ケージを使って立とうとしたアンカラエフ。そこからタックルに入り上を取り返した。パウンドを落とすとクレイズが下から蹴り上げしてディフェンス。時間がない。スクートで攻めあぐねるアンカラエフ。パウンドで飛び込んだ。パスしてマウント！高速パウンド！ホーン。
1R微妙だったが最後の印象でアンカラエフ。パウンドが速く威力ありそう。
2R。またスタンドでプレスするアンカラエフ。ワンツーがヒット。顔を背けてしまうクレイグ。アンカラエフのワンツースリーコンボがヒット。ミドルを蹴るクレイグだがプレスされるとタックルに。切られる。押し込んだアンカラエフだが、離すとパンチを打ち込む。距離を詰めていくアンカラエフ。クレイグタックル。切りきれずに尻餅をついたアンカラエフ。ケージで立とうとする。逆にタックルに。引っこ抜いてテイクダウン成功。サイドに回っている。しかしアンカラエフは押さえ込んだままでホーン。
2Rもアンカラエフ。
3R。アンカラエフ前に出てると左ハイ。さらにパンチ連打を打ち込む。クレイグはタックルで凌ごうとしたが切られる。またプレスしていくアンカラエフ。強烈な左がクレイグの顔面をかすめる。ワンツー。パンチを打ち込んだところにクレイグタックル。切られた。がぶったアンカラエフ。がぶりながらパウンド。立って逃げたクレイグ。離れ際にバックブローを放ったが足元がふらついて倒れてしまう。立ち際にアンカラエフ膝！もらったクレイグは亀に。パウンドを打ち込むアンカラエフだが、クレイグの後頭部を殴っているとみなされてレフェリーが注意を与える。ガードに戻したクレイグだが、もはや凌ぐだけ。アンカラエフがパウンドを入れていく。残り10秒でパウンドを落とすアンカラエフだが、クレイグが三角に。入った！絞めるとアンカラエフタップ！
勝負タイム4分59秒。
大逆転劇に会場は大歓声。勝利目前で星を落としたアンカラエフはがっくりと頭を垂れる。あと1秒我慢できていれば勝てたが…。
