格闘技徒然草

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UFN127:第6試合・ジョン・フィリップス vs. チャールズ・バード

ミドル級。

フィリップスは昨年1月と12月にUFCデビュー戦が組まれていたがいずれも負傷欠場。1年半のブランク後、3度目の正直でのUFCデビューとなる。ザ・ホワイト・マイク・タイソンの異名通り、21勝中19のKO勝利がある。残りの2回はギロチンでの一本勝ち。ボクシングがバックボーンの32歳。柔道の経験もある。

相手のチャールズ・バードもUFCデビュー戦。昨年のコンテンダーシリーズ第1回で一本勝ちしたがUFCとの契約はならず。1ヶ月後に2戦目を戦い、ここでも一本勝ちして契約を勝ち取った。ニックネームのKID Dynamiteはマイク・タイソンの異名であり、バード自身もタイソンの大ファン。奇遇にも、タイソンの名をニックネームに持つ者との対戦に。

バードいきなりタックル。倒して寝かせるともうマウント。バランスを取りながらパウンドを入れていく。ヒジ。肩パンチ。ガードに戻そうとするフィリップス。どうにかハーフまで戻した。パウンドを落とすとハーフの足を抜いてバックに付いたバード。フィリップスまた仰向けになりガードを取る。バードインサイドから打撃。パスした。フィリップス、ポジショニングはザルか。ヒジ連打に背中を向けたフィリップス。バードチョーク。アゴごと絞めるとフィリップスタップ。

ローカル時代はKO勝ちの山を築いたフィリップスだが、早々にテイクダウンされると脱出できないまま一本負け。寝技の穴が大きすぎたか。