格闘技徒然草

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UFN127:セミファイナル・ジミ・マヌワ vs. ヤン・ブラホヴィッチ

ライトヘビー級。マヌワ4位、ブラホヴィッチ11位。

UFC6勝3敗のマヌワ。6勝のうち5KO。OSPとコーリー・アンダーソンをいずれもパンチで意識を飛ばしてKOし、王座挑戦に大きく前進したものの、ヴォルカン・オズデミアには逆に秒殺KOされ、挑戦権は掴めず。プロデビューが28歳と遅かったため、もう38歳。

マヌワがローカル時代も含めて唯一判定決着となったのが3年前のブラホヴィッチ戦。前回もセミで組まれて、マヌワがスタンドで前に出るのを、ブラホヴィッチが下がりながら手を出し続ける展開のまま判定となりマヌワが判定勝ち。負けたブラホヴィッチは判定に不服だったが、常に下がり続けていては印象が悪い。メディアスコアもほぼマヌワだったし、勝手に勝っていると思ったブラホヴィッチのミス。今回はその反省を活かして戦えるか。

前回同様じわじわ下がるブラホヴィッチ。下がって入るが打撃を入れていく。マヌワ強烈なパンチを出すが空振り。左ハイ。左ボディ。当たれば倒せるパンチ。ブラホヴィッチが下がる様子はマヌワの打撃を怖がっているように見えて印象が悪い。マヌワロー。ミドル。ブラホヴィッチパンチで出た。ワンツーがマヌワの顔面にヒット。下がったマヌワを追いかけてパンチを打ち込みダウン奪取!バックにつこうとしたがマヌワ立った。しかし効いているマヌワ。ブラホヴィッチがパンチで攻めていく。組んでテイクダウンを狙うがマヌワこらえる。四つで膠着。マヌワ休んでいる。ブラホヴィッチ引き剥がしてパンチを打ち込む。残り30秒でマヌワがポイントを取り返しに行く。ブラホヴィッチは逆にリスクは冒さない。ホーン。

1Rブラホヴィッチ。

2R。マヌワ出て行くがブラホヴィッチのジャブを貰う。マヌワ左ボディ。右。ブラホヴィッチのタックル。切れないが倒れた瞬間に巴投げで浮かせてその瞬間に立つ。マヌワパンチを打ち込んでいくが、ブラホヴィッチのパンチも貰う。出ていくマヌワ。右を打ち込もうとした所にタックルを合わせるブラホヴィッチ。ケージを背にしてこらえるマヌワ。ブラホヴィッチ崩してバックを狙ったがマヌワはスクランブルから立って離れる。パンチで出る。ワンツーがヒット。ブラホヴィッチまたタックルで凌ぐ。こらえているマヌワだが動きは落ちている。離れた。残り1分。ジャブの打ち合い。マヌワの右がヒット。しかしブラホヴィッチのパンチももらってしまう。マヌワ右ハイ!浅いか。しかしまたジャブが顔面を捕らえる。ブラホヴィッチのタックルは受け止めた。ホーン。

2R微妙だがマヌワか。

3R。出ていくマヌワにブラホヴィッチがパンチを合わせていく。ジャブを入れていくブラホヴィッチ。ヒットしているがマヌワじわじわ出る。前に出るだけでヒットがないマヌワ。3Rちょっとジャブをもらいすぎてる。そして自らの手数は少ない。右ハイはガードされた。パンチの間合いに入るがブラホヴィッチのパンチが入る。右を打ち込むが空振り。前に出るが手が出ないマヌワ。ブラホヴィッチ残り30秒でレッグダイブ。テイクダウン成功。これは大きい。マヌワ返す体力がない。下のままタイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0でブラホヴィッチ勝利。トップ5ファイターを初めて下した。