女子ストロー級。ランキング4位コバケビッチ、8位ヘリッグ。
現王者ナマユナスに勝っているコバケビッチだが、その後ヨアンナとガデーリャに連敗。前回はUFCデビュー戦のジョディ・エスキベルに危なげなかったものの判定決着。連敗は止めたものの、今後上を狙うには物足りない試合内容だった。今の所、UFCでの4勝はすべて判定。
キックボクシングがバックボーンのヘリッグはUFC5勝1敗とハイアベレージ。現在4連勝中。こちらもフィニシュ力はいまいちで、5勝のうちKOは1つのみであとは判定。
すぐに間合いに入り打ち合いに。左ミドルを入れたコバケビッチに右のパンチを返したヘリッグ。間合いが詰まり首相撲に捕らえるコバケビッチ。ヘリッグはそこに左右のパンチ連打。そのまま組みつくとダブルアンダーフックでクラッチしテイクダウン狙い。コバケビッチ凌いだ。引き剥がし離れる。また首相撲から膝。すぐ肘を入れて離れる。また首相撲。ヘリッグ組んでケージに押し込んだ。コバケビッチ、意表をついた今成ロールで足関狙い。不発でガードになったが、後転してスイープするとマウント!マウント三角の体勢で殴る。股下から抜けようとしたヘリッグだがコバケビッチが上をキープ。ホーン。
1Rコバケビッチ。意外なグラップリングで沸かせた。
2R。打撃戦からタックルを狙ったヘリッグだがかわされる。コバケビッチ首相撲の膝連打から肘。また首相撲。肘を入れるがヘリッグも肘を打ち返す。コバケビッチはケージに押し込むとシングルレッグに。倒されかけたがヘリッグこらえた。オーバーフックから内股を狙うコバケビッチ。ヘリッグはこれもこらえる。強引に投げようとしたが失敗。ちょっと力を使いすぎたコバケビッチ、疲れが見えるが出ていく。ホーン。
2Rコバケビッチ。
3R。コバケビッチが手数を増やし、パンチ・前蹴りを打ち込んでいく。ヘリッグはやや受け身。両者ビッグヒットがないまま残り1分。ヘリッグの左フックが入り、コバケビッチ後退。ヘリッグ組みつくとボディロックしてテイクダウンを狙うが引き剥がされた。最後にパンチでラッシュする両者。タイムアップ。
判定29-28、28-29、29-28のスプリットでコバケビッチ勝利。
1Rは間違いなくコバケビッチ。3Rはヘリッグか。2Rも割れるとは思わなかったが。