格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN128:オッズ/予想と展望

エジソン・バルボーザ 2.25
ケヴィン・リー 1.69
フランク・エドガー 1.43
カブ・スワンソン 2.90
チェイス・シャーマン 3.90
ジャスティン・ウィリス 1.29
デイヴィッド・ブランチ 2.90
アゴ・サントス 1.43
アルジャメイン・スターリン1.95
ブレット・ジョンズ 1.87
ジム・ミラー 3.85
ダン・フッカー 1.29
ライアン・ラフレア 1.69
アレックス・ガルシア 2.25
マゴメド・ビブラトフ 1.29
佐々木憂流迦 3.80
シアー・バハドゥルザダ 1.91
ルアン・シャゲス 1.91
コーリー・アンダーソン 1.83
パトリック・カミンズ 2.00
レスリー・スミス 2.25
アスペン・ラッド 1.69
マラブ・デヴァリシビリ 2.50
リッキー・サイモン 1.59
トニー・マーティン 1.43
中村K太郎 2.90

メインは(現時点で)ライト級4位のバルボーザと7位で前回暫定王座決定戦に出場したケビン・リーの対戦。リーは前戦でファーガソンと対戦したが、バルボーザは現王者のヌルマゴメドフと対戦している。打撃にウィークポイントがあると見られたヌルマゴだが、バルボーザ相手にスタンドでも劣勢になることなく、プレッシャーをかけてタックルでテイクダウンするとあとはコントロールして殴ってこれぞドミネイトという内容。ジャッジは30-25×2、30-24という大差だった。

対するリーはファーガソンから1Rフラッシュダウンを奪い、終盤にはマウントからのパウンドで圧倒したものの、2R以降はペースを握られ、3Rに苦し紛れのタックルで倒したところで三角絞めに捕まってタップ負け。

お互いトップの壁にぶちあたってからの再起戦。

ライト級ランカー随一のピュアストライカー・バルボーザだが、打たれ弱いという欠点もある。強烈なローが武器。

リーはレスリングがバックボーンで、テイクダウンしてからのチョークが得意。ファーガソンに負けるまでは3試合連続でチョークで勝っていた。

意外にも初メインとなるバルボーザ。5Rあればローを蓄積させてKOするには十分。リーはダメージを負う前に早めに試合を決めたいところ。

リーがパンチでダウンを奪ってからのチョークで一本勝ちと予想。

セミでは先月オルテガにKOされたばかりのエドガーがスクランブル出場。早く負けを払拭したいのだろうが、リスキーすぎる。3年半前に戦った時はエドガーが終始テイクダウンからのパウンドで圧倒し、24分50秒間痛めつけた後でネックロックでタップを奪った。基本的には両者の力関係は変わっていないと思うだけに、エドガーのコンディションだけが心配。

エドガー判定勝ち。

プレリムでは佐々木憂流迦中村K太郎がともに日本大会以来の試合出場。佐々木憂流迦シンガポールジャスティン・スコッギンズに逆転勝ちし期待させたが、地元の日本大会ではジュシーエ・フォルミーガに1Rチョークで完敗。UFC戦績が3勝5敗となり、一気にリリースの危機。相手はWSOF初代フライ級王者のビブラトフ。ただし、WSOFでの試合はフライ級王座決定戦の1試合のみ。するどい打撃が武器で、デビュー戦はテイクダウンからのパウンドで判定勝ちしたが、2戦目は王座挑戦経験のあるジョン・モラガのパンチを貰ってKO負け。ストライカーだが寝技の展開にならなかったため、グラウンドの実力は未知数。オッズはビブラトフを支持している。

K太郎の相手は柔術黒帯のグラップラーで、UFCでは4勝4敗のイーブン。勝った相手は全員前座レベル。ここまで8戦はライト級で、この試合からウェルター級に上げてくる。K太郎としてはこのレベルには勝っておきたいところ。しかしオッズはマーティンを支持している。

第1試合開始は22日朝7時半。速報します。