格闘技徒然草

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UFN128:第4試合・マラブ・デヴァリシビリ vs. リッキー・シモン

バンタム級

ジョージアサンボ王者のデヴァリシビリはLookin' For a Fightで発掘され、12月のフランキー・サエンツ戦でUFCデビュー。15分で23回もタックルに入り、11回も倒したが、テイクダウンしても押さえ込んでいるだけだったためスプリット判定負け。

育成団体LFAバンタム級王者のシモンは25歳でMMA12勝1敗。昨年8月のコンテンダーシリーズに出場し、15分で14回もテイクダウンを奪いまくったが、判定は何故かスプリット。勝ったもののUFCとの契約は果たせず、ローカルで2勝してようやくUFCデビューが決まった。

スピニングキックを放ったデヴァリシビリ。またスピニングキック。かわしてタックルに入ったシモンだが、デヴァリシビリは正対し振りほどく。バックブロー。パンチからシングルレッグに連携したデヴァリシビリ。バックを取るとシモン立つがスープレックスで投げる。また立つがまた投げる。シモンケージまで移動すると前傾して前に落とそうとする。デヴァリシビリはクラッチを離さず、そのままカンバリョッタのようにバックを狙ったが、クラッチが外れて離れた。打撃戦からデヴァリシビリの右アッパーが入りシモンダウン!すぐ立ったが距離を取ってしのごうとするシモンを追いかけてパンチのラッシュ。タックルに入ったシモンだがデヴァリシビリは受け止めるとスタンドでバックに。しかしすぐ解除してまたパンチのラッシュ。離れたシモン。デヴァリシビリパンチからタックルへ。シモンバックを取らせて立つ。デヴァリシビリバックからコントロールし投げる。シモン正対し離れた。デヴァリシビリパンチで猛攻!打たれたシモンだがホーン。

1R10-8あってもいいデヴァリシビリのラウンド。しかしあんなにラッシュしてスタミナが心配。

2R。1R同様アグレッシブに攻めるデヴァリシビリ。アップライトに構えてガードするシモン。デヴァリシビリ右ハイ、前蹴り、左ハイ。タックルに。シングルレッグで倒してバックに付いたが、シモン振りほどいた。近い間合いになるとフック連打を強振。打撃戦からシモンタックル。腕を入れて防ごうとしたデヴァリシビリだが、シモン腕ごとクラッチしてテイクダウン成功。上から肘。しかしデヴァリシビリはバックを取らせて立つと引き剥がす。すぐまたパンチを打ち込んでいくデヴァリシビリ。パンチで出たシモンにカウンターのタックル。ボディロックすると脇をくぐってスタンドでバックに回る。前転して振りほどこうとするシモンだがデヴァリシビリついていく。しかしケージ際でまた前傾して振りほどいたシモン。タックルに入るが止められた。デヴァリシビリ右を打ち込む。シモンがパンチを打ち込むがタックルで倒す。押さえ込ませずすぐ立ったがそこにパンチを入れる。最後にまたタックルで膝をつかせたところでホーン。

2Rもデヴァリシビリ。勢いが落ちていない。

3R。デヴァリシビリがパンチで出ていく。タックル。すぐバックに回り倒した。シモン立つがバックキープ。スイッチでバックを取り返したシモン。正対して引き剥がすデヴァリシビリ。打撃戦からデヴァリシビリまたタックル。倒した。また押さえ込ませず立ったシモン。今度はシモンタックル。倒した。寝かせたシモン。ハーフで押さえ込む。肩固めのセットアップ。ハーフの足を抜こうとするが、抜いた瞬間にデヴァリシビリに立たれる。デヴァリシビリパンチで出てケージに追い込む。休まず攻めるデヴァリシビリ。シモンの方が疲れて見える。レッグダイブ。倒したがシモンギロチン!反転してマウントで絞める!一瞬落ちたかに見えたがデヴァリシビリ落ちてないとアピール。ネックロック気味に絞めるシモン。デヴァリシビリ足をバタバタさせて脱出しようとするが外せない。1分近く耐え続けタイムアップ。

3R5分ジャスト、レフェリーストップでシモンの勝ちがコールされる。

タイムアップと思われたが、レフェリーが3R5分ジャストで止めていた。タイムアップと同時のストップは有効なのか?それよりあと1秒なのに、レフェリーは止める必要はないだろう。試合後の様子を見て落ちていたと判断されたのか?