格闘技徒然草

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UFN128:第6試合・ジム・ミラー vs. ダン・フッカー

ライト級。

UFCライト級最多の16勝を挙げている大ベテランのミラーは地元ニュージャージー出身・在住。サブミッションの仕掛け39回というのは2位のジョー・ローゾンの29回を大きく引き離してUFC史上トップ。しかしこのところは成績が停滞気味。2016年に3連勝したが、昨年はポイエー・ペティス・トリナウドに3連敗。地元で連勝ストップを狙う。

フェザー級で3勝3敗だったダン・フッカーだが、階級をライトに上げると2連勝。UFCでの5床はすべてフィニッシュしての勝利で、日沖に初のKO負けを食らわせたハイキックでの勝利も含まれている。フェザーでは中堅未満だったが、ライトではロス・ピアソンとマーク・ディアキーシーという実力者2名を破り、ランキングが近づいてきた。

下の階級から上げてきたフッカーの方が長身。蹴りを入れていく。膝。ミラー組み付こうとしたが振りほどかれる。パンチを入れていくミラー。フッカーの蹴りをキャッチすると軸足を払ってテイクダウン。足で距離を作り立ったフッカー。ミラーギロチンに抱えるがフッカー外して離れた。膝、前蹴りを打ち込んでいく。パンチに対しミラーがタックルを狙った所にカウンターの右膝が頭部にビッグヒット!ミラー仰向けにダウン!追い打ち不要のKO!

フッカー3連勝。実力者ミラーを1RKOしたことで、次はランカーとの対戦か。

ミラーは4連敗。これまでの3敗はすべて判定だったが、KOでの負けは厳しい。