格闘技徒然草

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UFN128:第7試合・アルジャメイン・スターリング vs. ブレット・ジョンズ

バンタム級。ランキング8位スターリング、14位ジョンズ。

D-3オールアメリカンレスラー+ 柔術茶帯グラップリングが武器のスターリング。無敗のままUFC4連勝で一時はフリーエージェントとなっていたが再契約したものの2試合連続でランカー相手に競り負けスプリット判定負け。その後また2連勝したものの、前回はWSOF王者のマルロン・モラエスにタックルにハイを合わされキャリア初のKO負けを喫した。ヘンゾ・グレイシー柔術所属で、先程UFC殿堂入りが発表されたばかりの元ウェルター級王者マット・セラがセコンドについている。

MMA15戦、UFC3戦でまだ無敗のジョンズ。とはいえ、これまでの相手はランカークラスなら勝って当然の相手ばかり。今回初めて事前のオッズで格上の相手との対戦になる。最初の2戦は打撃からテイクダウンにつなげて勝利していったが、前回はジョー・ソト相手にテイクダウン際にカーフスライサーを極めて秒殺一本勝ち。意外な極めの強さを見せた。

打撃戦。プレッシャーをかけるジョンズ。距離を取りながら長いリーチを活かして蹴りを入れていくスターリング。ジョンズ胴タックルで組みつくが、反り投げを潰されて下になりマウントを取られる。すぐに反転して上を取り返したスターリング。ケージを使って立った。押し込まれたままのジョンズ。引き剥がし離れた。残り1分。ジョンズプレッシャーをかけるが距離をとったスターリングがボディに蹴りを入れる。右ミドル。逆に出てきたスターリング。ジョンズがシングルレッグに。倒されたスターリングだが体をホールドしたままディフェンス。ホーン。

1Rスターリング。

2R。前に出ていくジョンズだがやはり距離を取り蹴りを入れるスターリング。ジョンズの飛び膝。タックルに入るがスターリングがぶる。離れるとスターリングがパンチのラッシュ!ガードを固めるジョンズにパンチを打ち込む。スターリングシングルレッグ。切られたがまたパンチを入れていく。ジョンズが出てきた所にカウンターのタックルでテイクダウン。立ち際にパンチを打ち込むスターリング。ケージに押し込んで膝を入れるがブレイク。残り1分。ジョンズが出ていくがジャブを打ち込んだスターリング。ジョンズ前に詰めていくが手が出ない。ホーン。

2Rもスターリング。

3R。ミドルを入れるスターリングに対し、距離を詰めてパンチを放っていくジョンズ。スターリングタックル。受け止めたがボディロックされて倒された。バックに回ったスターリング。正対したジョンズ。膝を入れたスターリングはまたボディロックから投げてスタンドでバックに回る。正対したジョンズだが、スターリングまたボディロック。ボディに膝。ブレイクがかかった。シングルレッグに入ったスターリングだがジョンズこらえた。離れる。残り1分。スターリングタックルからまたバックに回り投げた。シングルバックかパウンドを打ち込みバックマウントに。殴り続けるスターリング。タイムアップ。

三者フルマークでスターリング勝利。ジョンズ、ランカーの洗礼を受けMMA初黒星。

勝ったスターリングはドミニク・クルーズに対戦要求。前回負けているし、ランキングだけ見たら難しそうだが。