格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC224:オッズ/予想と展望

アマンダ・ヌネス 1.15
ラケル・ペニントン 5.80
ホナウド・ジャカレイ 1.69
ケルヴィン・ガステラム 2.25
マッケンジー・ダーン 1.43
アマンダ・クーパー 2.90
ジョン・リネケル 1.42
ブライアン・ケレハー 3.00
LYOTO 1.38
ヴィトー・ベウフォート 3.25
シーザー・フェレイラ 2.25
カール・ロビンソン 1.69
アレクセイ・オレイニク 2.25
ジュニオールアルビニ 1.69
ダヴィ・ハモス 1.71
ニック・ハイン 2.20
エリゼウカポエイラ 1.74
ショーン・ストリックランド 2.15
ヴァレリー・アウベス 1.43
スルタン・アリエフ 2.90
ターレス・レイチ 2.30
ジャック・ヘルマンソン 1.67
アルベルト・ミナ 2.75
ラマザン・エメエフ 1.48
マルクス・ペレス 1.37
ジェイムス・ボクノヴィック 3.30

アンデウソン vs. 岡見が組まれた2011年以来、だいたい年1で開催されているリオ大会(2015年は2回、2016年は開催なし)。今回で9回目で、1回を除いてナンバーシリーズ。すべてのメインにブラジル人が出場していて、ナンバーシリーズではほとんどがタイトルマッチ。つまりほぼ毎年ブラジル人王者がいることになる。

サイボーグとのブラジル人王者同士のスーパーファイトの噂もあったヌネスだが、結局はバンタム級王座の防衛戦に。サイボーグは7月のUFC226での対戦を望んでいたが、インターバルが短く、こちらは流れた模様。

ミーシャ・テイトロンダ・ラウジーの2大女子MMAイオニアを1Rで下して絶対王者となったヌネスだが、昨年7月には減量からの体調不良で試合が消滅するという失態で大きく評価を落とした。9月にシェフチェンコとの仕切り直しの防衛戦が行われたが、勝ったもののスプリット判定。女子バンタム級タイトルマッチ史上初めての判定決着になってしまった。

ペニントンは4連勝中だが、1年半のブランク開けでのタイトルマッチに。前王者でTUFのコーチだったミーシャ・テイトに判定勝ちして以来の試合。テイト戦でランキングを上げたのでブランクはあるものの2位。昨年試合をしなかった理由は不明。

ともにレズビアンで、UFCファイターの恋人がいる(ヌネスはニーナ・アンサロフ、ペニントンはティーシャ・トーレス)。

ペニントンはUFC6勝2敗。負けた2敗はいずれもスプリット判定で、そのうちジェシカ・アンドラジにはリベンジ戦で勝利している。しかしブランクが大きいことも影響してか、オッズは大差でヌネスが優勢。

ヌネス判定勝ちと予想。

セミではミドル級王座に届きそうで届かないジャカレイがガステラムを迎え撃つ。ノンタイトル戦で当時まだ王者ではなかったロバート・ウィテカーにまさかのKO負け。手術明けとなった1月の復帰戦は、連続KO勝利中だったデレク・ブランソンに1RKO勝ち。次期挑戦者としてのアピールになったかと思われたが、挑戦権は体重オーバーでルーク・ロックホールドを下したヨエル・ロメロに持っていかれた。

ガステラムは元王者で3連敗中だったクリス・ワイドマンと対戦。ワイドマンが落ち目なだけに有利と思われたが、肩固めでミドル級初黒星を喫した。しかし前戦ではGSPにKO負けしてから3週間後にアンデウソンの代役として出場が決まった元王者ビスピンをKO。ジャカレイに勝てばタイトル挑戦の可能性も出てくる。

寝業師相手の対応力が未知数のガステラム。ジャカレイが打撃で優位に立った上での一本勝ちと予想。

メインカードではヴィトー・ベウフォートが仕切り直しで引退試合を行う。本来は1月のユライア・ホール戦で引退の予定だったが、ホールが減量中に病院に運ばれ、直前で試合消滅。地元での引退になった。相手は2月に連敗を3で止めたLYOTO

第1試合開始は13日朝7時15分から。同日はBellator199(メインはキング・モー vs. ライアン・ベイダー。日本では視聴不可)も行われる。

速報します。